検索窓
今日:15 hit、昨日:53 hit、合計:11,052 hit

. ページ13

どういうつもりで
伊沢が励ましたのか分からないけど


"全然違うタイプ"


だからこそ気になるでしょ



北川のことは昔から知ってるから
見た目が派手になっても
軽いと思ったことはないけど
一見チャラそうだと思ってしまった
今時男子のど真ん中みたいな男と
並んでる姿だけはお似合いにも見える



今までそんなに外見を気にしたことはなかったけど
この時はなぜか違う世界の人を見ているような気分になった



閉店と共にカフェをでて伊沢と別れた後、
いつも通り駅前の柱にもたれようとしたところで
さっきの北川の知り合いらしき人も
カフェの前にいることに気づいた




....北川のこと、待ってそう




もしかして、さっき話した時に
待ち合わせしたとか....?

いや、それなら俺に連絡がきてるかもしれない

とメッセージアプリを開くけど
俺たちだって一緒に帰ると
ちゃんと約束しているわけじゃない


....ていうか、
俺が一方的に待っているだけで



いつもより少し離れたところで待ってみて、
もし彼女があの人と話すようだったら....
まぁ、しょうがない。適当に帰ればいいか。



ちょっと....残念ではあるけど、、





しばらくして、いつも通り
他のスタッフと一緒に退勤してでてきた


男「お疲れっ!びっくりした?!笑
Aと話したくて待ってた〜、そういえばさ、連絡先....」


話しかけられてびっくりしている北川の表情を見る限り
待ち合わせをしていたわけではなさそうだった



けど、彼女の性格を考えると
話したくて待ってくれていた相手に合わせて
これは話が長くなるか....
もしくはそのままその男と歩き出す可能性だって....




!!




様子を伺っていたら
知り合いの男越しに北川と目が合った

.→←.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
設定タグ:qk , fkr   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴょん | 作成日時:2024年1月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。