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帰り道が同じなことを理由に
その翌週も
そのまた翌週も

同じ時間帯に伊沢とMTGをしては
彼女のバイトが終わるのを待って、一緒に帰った



正直




楽しかった




大学の人とも違う
クイ研仲間とも違う
今まで周りにいた友達とも違う

....でも同じ地元、上京と、
共通するところがあるせいか

今まで"ただの同級生"
でしかなかったことを悔やむほど
何の話をしていても楽しいし

"またこの時間を過ごしたい"

と思っている自分に、嫌でも気づく




そしてまた1週間経った、今日




いつものように伊沢と待ち合わせて
北川と帰ることを楽しみにしつつ....


定位置になりつつある席で
目的の話し合いをしていたら




?「久しぶり!」

『あれ?久しぶり、元気?
....バイト先、ここ知ってたの?』

?「うん、Aと同じ学科の子に聞いて、来た!」




話し合いに集中してると
他のお客さんとの会話なんて一切耳に入らないのに

"A"

の名前が聞こえたせいか、耳に入ってしまった




見たら、同じくらいの年の男子



服装、髪型、話し方、テンション


来ちゃった⭐︎


と、ふざけてピースでポーズをとってるその動き



パッと見どこをとっても
(言葉悪くて申し訳ないけど、正直)
チャラくしか見えないやつが



カウンターのところで
北川と親しげに話していて



izw「あぁ〜、ついに
ライバル登場しちゃってるじゃないすか〜、、

まぁまぁ、そんなにイラつかないで。
大丈夫ですって!福良さんと全然タイプ違うじゃないすか!」


「....いや、別にイラついてはないんだけど。笑
声が聞こえたから、気になるじゃん?フツーに....」



.....誰にでも
楽しそうに話すし、
その笑顔むけちゃうんだ.....



まぁ、分かってはいたけど。

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:ぴょん | 作成日時:2024年1月24日 23時

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