コイモノガタリ

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「ハァ…ハァ……んッッ」


毎日毎日遊び歩く
来るもの拒まず、去るもの追わず


「まだイクなよ……」

「んぁ…！！もぅむ……り」


前の私じゃ考えられないような生活

でも誰かに求められるのが嬉しかった



男と情事済ませて1人で帰る


「あれ！？A…？？」


顔を上げると、そこには懐かしい人


「うわAじゃん！え！やっば！笑」

A「ミノーー！！！」


ミノは1つ上の先輩(?)←というか、
もちろんスンユンを通して知り合って
よくスンユンとミノと私で遊んだりしてた


優しくて、かっこよくて、私の憧れの存在だった


ミノ「ミノーーじゃなくてオッパだろ(-_-)」

A「オッパァ〜笑」


スンユンの次くらいに好きなミノ！笑
久々に会えてテンションが上がる


ミノ「お前、何か男臭い！遊んでたの(-_-)？」

A「ん〜」

ミノ「テヒョンと別れたんだってな」

私の頭にぽんっと手を乗せる


そりゃ知ってるよね
同じグループだもんね


ミノ「それで男遊びしてんだ？」

そう言って私の顔を覗き込む



前からそうだよね

突かれたくないとこばっかり突いてくる


A「別にそんなんじゃないけど…」

ミノの顔が見れない



ミノ「よくわかんねーけどよ！無理して忘れようとしなくてもいんじゃねーの？なんか、今のお前可愛くないよ？」


ミノの言葉が私の心に突き刺さる


遊んだら
忘れられると思ってた

全部思い出になるんだって…そう思ってた


でも

遊んでも遊んでも
思い出すのはテヒョンのことばっかり


まだ過去になんて出来てない



テヒョンの事を考えると涙が出る




A「ミノ…ありがとぅ…」

ミノ「ふっ(笑)泣き虫なのは変わんねーな(笑)」


そう言って私を抱き締めてくれる





この日から遊びに行くのをやめた

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