39話 ページ43
中也、A「戴きます。」
二人で挨拶をして、料理に手をつけた。
パク
僕はまず、トーストを食べた。
うん。
サクサクしてたり、ふわふわしてて美味しい。
でもさ、二枚も要らないよねぇ。
一枚で足りるから、中也に───
中也「あ、A。」
A「何?」
ここから先は聞きたくなかったなぁ
・
・
中也「残すなよ?俺は食わねぇぞ?」
A「…………………………。」(‘-‘)
中也「……手前ぇの為に云ってンだ。このままじゃ、倒れるぞ?」
それは分かってるよ。でもさ、食事って"生きるため"にするんでしょ?
死にたい僕が食事を摂っても、無駄なだけだといつも思うのだよ。
でも、それを口に出せば皆が心配する。皆に迷惑はかけたくない。だから、僕はいつも仕舞い込む。
A「はーい。」
中也「ン。」
───数分後───
A「…………もう、無理…………。」
中也「頑張れ。」
あれから数分、僕はトーストと戦っていた←
トーストの厚さは約2cm。具はバターとハム。
トーストに付いてくるものは、コーンスープとトマト。
かなりある。
トーストがしんどい………。
A「……中也ぁ……」
中也「珈琲飲めよ。」
珈琲かぁ。飲んでなかったなぁ。
A「うん。飲む。」
──それから数分後──
中也「ご馳走。」
A「中也、早いよ。」
もう、無理だよ…………。
いつも朝食べないからさ。珈琲だけだからさ。
もう、お腹いっぱい。
残りは、トースト半分とサラダが半分。
あと少し。
でも、お腹いっぱい。
分かるかい?この気持ち。
中也「何時も珈琲しか飲まねぇから、胃が小さくなンだよ。ンで、あんまり食えなくなる。その繰り返しだよ。」
A「ぅぅ。……じゃあどうすれば良いのさ………。」
中也「毎日ちゃんと、朝御飯食べることだ。」
A「………はーい。」
パク
んーーーー。
もう、無理ぃ。
A「………中也ぁ、もう、無理ぃ。食べれないー!」
中也「……………………。(もし、もしも。俺がここで「分ぁたよ。」とか云って残りを食べたら、此奴の為にはならねぇ。
それに、……お、俺が、此奴と、…………か、間接……………キ………ス……しちまう。)」
中也は無言だ。自分で食べろってことかな。………否、絶対そうだよね。
………サラダ食べよ。
パク
中也「…………………。(助けてぇ…………マジで助けてぇ………。)頑張れ。」
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夜更かし - ものすごく面白いです!更新頑張って下さい! (2019年9月2日 6時) (レス) id: ff621c54c8 (このIDを非表示/違反報告)
xxvl6w6lvxx(プロフ) - シアさん» ありがとうございます!!インターネットの不具合でしょうか………。もう一度、インターネットに接続してみてはどうでしょうか?? (2019年9月1日 7時) (レス) id: 84d8494927 (このIDを非表示/違反報告)
シア - 初めまして。小説を読ませて頂きました。設定と何話かが表示されませんでした。続きを楽しみにしてます。 (2019年8月31日 23時) (レス) id: 5724e2c09d (このIDを非表示/違反報告)
xxvl6w6lvxx(プロフ) - こんなに話が続いたのは、この作品が初めてです!!これからも、更新頑張ります!!(*≧∇≦)ノ (2019年7月26日 0時) (レス) id: 84d8494927 (このIDを非表示/違反報告)
xxvl6w6lvxx(プロフ) - あ、あの、皆さん。どんどんコメントしていただいても良いんですよ!?(←コメントがなかなか来なくて、寂しいだけ) (2019年6月2日 22時) (レス) id: 84d8494927 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゴミ山大将敗北者 | 作成日時:2019年3月28日 3時