元歴代最年少幹部の弟。【文スト】×【名探偵コナン】

１０話 ページ13

折角の入水が………。
それに、また思い出してしまったじゃないか……。






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《織田作！！》



《逝かないで………僕を独りにしないで……》



《太宰くんがマフィアから姿を消した。》





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嗚呼、嫌だ嫌だ。らしくない。今日はもう寝よう。否、煙草でも吸おうか。









コナンsaid

あの人が帰ってしまった後、

蘭「すみません！来てくださったのに……。」

隊員「いえ、良いですよ！無事ならよかったです。」

小五郎「アイツ、人が助けたってのにお礼も無しで帰りやがって…。」

コナン「…………。」

おっちゃんの気持ちも分かる。確かに、礼儀の悪いやつだったなぁ。


ふと、地面に目を落としたら、あるものを見つけた。
ん？これは、マッチ箱？

『Lupin』………。あの人の落とし物か？

なら！これに付いてる指紋であの人のことが！！









Asaid

煙草に火を着けるためマッチを取り出す……………が、

A「………無い。Lupinのマッチ箱が無い！！」

皆でお揃いにしたマッチ箱が無い。

安吾と、兄さんと、織田作とお揃いの、思い出の詰まったモノが。








無い。








真逆、先の所に落とした？



だったら、早くいかないと………。
僕にとって、大切なものだから。









A「……ﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧ…。」

僕は、急いで川に戻った。そしたら、まだあの人達がいた。

？3「あ、どうした。戻ってきて。」

A「…ﾊｧﾊｧ……」

まだ、整っていない呼吸で

A「……マッチ箱……見なかった？……」

と言うと、

？2「マッチ箱？」

？1「…！」

僕が聞いたら、子供が図星を突かれたような顔をした。







この子が持ってる。

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