暗殺教室に行く少女は夢野久作の双子の妹ちゃんです！

5話 ページ8

前回の続き


岡野「…な、なに、あれ。」

中村「……気持ち悪い。」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ！

太宰「A！！」

A「嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ……」

人形『キャハハハハア！』

渚「…っ太宰先生！」

太宰「っくそ！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

太宰「異能力、人間失格！」

ｶﾞｼｯ

人形『キャハハハ……ハハ……ハ…………。』

ｻｱｧｧ……

国木田「A！」

A「嫌だ、嫌だ、嫌だ、」

国木田「っ！…A、すまない。」

ｶﾞｯ！

A「…ぅ。」

ﾌﾗｯ

国木田「っと。」

渚「先生、どういう事ですか。」

太宰「どういう事？其れは此方が聞きたいね。何故、Aがこうなったのか。」

クラスは今までの事を2人に話した。

太宰「……………じゃぁ、君達はAが馬場さんを傷つけたと思うのだね？証拠も無しに。」

前原「はぁ！？証拠なら馬場さんの怪我が証拠だろ！！」

太宰「結果何ていくらでも偽造出来る。そんなもの証拠にならないよ。証拠は本当にAが馬場さんを傷つけたかどうかだ。」

岡野「じゃあ、先生は愛茅ちゃんの怪我は誰がさせたって言うんですか！？」

国木田「自作自演だろう。Aは、こんなことはしない。」

寺坂「それこそ、どこに証拠があんだよ！！」

国木田「長年いる俺達だから分かる。こいつは誰より優しい。故に、Aが人の傷つけるとは思えん。」

前原「だったら、さっきの不気味な人形はなんだよ。あんな、恐ろしいもん見たら優しいかなんて、分かんねえだろ。」

太宰、国木田「…………。」

寺坂「んだよ。何も言えねえじゃねえか。」

渚「夢野くんはやってないと思う。」

太宰、国木田「！」

前原「は？何でそんなことが言えるんだ。馬場さんは怪我してるんだぞ！」

渚「その怪我は国木田先生が言ったように、自作自演だと思う。だって、夢野くんは凄く純粋で目がキラキラしてたし、馬場さんに話し掛けられたときも、凄く楽しそうだった。そんな人が、せっかくの友達を傷つけるかな？」

太宰「……………。渚くんの意見が本当だと思う人はいるかい？正直に云い給え。」

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