278 ページ46
「………食べないのか?」
『もう少ししたら食べる』
「そうか」
食べると言っても食欲など微塵もない。
そんな私の様子も気にする事なく、お弁当に夢中な冨岡君。
『………美味しい?』
冨岡君に目を合わせず問う
「美味い」
『それなら良かった』
短い会話が終わって、沈黙が流れる。
『……お礼は受け取って貰えた?』
「あぁ。ただ、数が多いと言われた」
『あれは流石に買いすぎ』
「足りないよりは多い方が良い」
『それは確かに。でも甘い物は足りないくらいが丁度良いんだよ』
「そういうものか」
『そういうものです』
他愛のない話をしていても、やっぱり気になるのは実弥の事。
そして、目の前で泣いてしまって実果子を困らせてしまった事……
·
640人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月見おはぎ - トミーとさねみんは相容れない存在なんだなぁ...でもそこが萌えポイント☆ (2021年8月13日 2時) (レス) id: f413eaa44e (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - 柿原なっくんさん» 長いのに一気読みして頂いてありがとうございます!!!面白いと思って頂けて嬉しいです^^不定期更新ですがマイペースに頑張ります! (2020年5月13日 14時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - みいさん» コメントありがとうございます!マイペースに更新頑張ります^^ (2020年5月13日 14時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
柿原なっくん(プロフ) - 今日読み始めたのにもう読み終わってしまううぐらい面白かったです!無理せず更新頑張ってください! (2020年5月7日 12時) (レス) id: dd151cbeee (このIDを非表示/違反報告)
みい - oh…不死川君…w更新頑張ってください(#^.^#) (2020年4月22日 11時) (レス) id: b982a1fefe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:殿茶 | 作成日時:2020年4月12日 11時