235 不死川side ページ3
俺とAの分の飲み物を買って、人の流れに逆らいながらAのいる場所へと向かう
裏門に続く道の入口。
ごった返す人混みの中に独りだけ裏門の方を見つめる小松らしき人の姿があった。
その横顔は、涙なんて出てないのに泣いているような顔をしている。
小松の視線を追うと、石段に腰掛けて俯くAがいた。
「小松?」
声を掛けると、肩を跳ねさせ目を丸くする小松
「し、不死川……」
小松に近づこうと、一歩踏み出すと弾かれた様に逃げる小松。
「オイッ!」
手に持っていた飲み物が地面に落ちるのも気にせず、逃げる小松を追いかけてその腕を掴む
「なんだよ!」
腕を掴む俺の手を振りほどこうと藻掻く小松。
空いている手でポケットを漁り、あの日見つけた手紙を小松の目の前に突き付ける
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月見おはぎ - トミーとさねみんは相容れない存在なんだなぁ...でもそこが萌えポイント☆ (2021年8月13日 2時) (レス) id: f413eaa44e (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - 柿原なっくんさん» 長いのに一気読みして頂いてありがとうございます!!!面白いと思って頂けて嬉しいです^^不定期更新ですがマイペースに頑張ります! (2020年5月13日 14時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - みいさん» コメントありがとうございます!マイペースに更新頑張ります^^ (2020年5月13日 14時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
柿原なっくん(プロフ) - 今日読み始めたのにもう読み終わってしまううぐらい面白かったです!無理せず更新頑張ってください! (2020年5月7日 12時) (レス) id: dd151cbeee (このIDを非表示/違反報告)
みい - oh…不死川君…w更新頑張ってください(#^.^#) (2020年4月22日 11時) (レス) id: b982a1fefe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:殿茶 | 作成日時:2020年4月12日 11時