191 不死川side ページ8
昼休みが終わるまであと十分。
ちらちらと時計を見るA。
『もう少しでお昼休み終わっちゃうね』
さっきまで楽しそうだった声色は少しトーンが落ちている気がした。
「そうだなァ」
………名残惜しい。
またいつ、こうして時間を共有出来るかわからない。
また一緒に帰る事が出来ればいいのに
『実弥って朝は何時くらいに家出る?』
唐突な質問とその内容にAの意図が読めない
家を出る大体の時間を教えると、そわそわとして先程までの落ち着きがなくなるA。
『来週の月曜日、朝一緒に登校しない……?』
「……………」
言葉は理解したが、中々言葉が出てこない
『あ、もちろん私が実弥を迎えに行くよ』
何も言わない俺を不安げに揺れる瞳が見つめる
「……あァ。月曜よろしく頼むわァ」
やっと出た言葉は肯定で、それを聞いたAは安心したように小さく一息ついた。
昼休み終了5分前を告げる予鈴が鳴る
『あ、そろそろ戻ろなくちゃ』
慌てて立ち上がるAがバランスを崩した。
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月見おはぎ - 殿茶様のこまめな顔文字使用にも癒されつつある俺氏。夏休み課題が捗りそう(*´∇`*) (2021年8月13日 1時) (レス) id: f413eaa44e (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - はむすけ。さん» 更新にムラがあってすみません笑 お気遣いありがとうございます^^ 続編公開しましたのでそちらもよろしくお願いします! (2020年4月12日 11時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - みいさん» いつもコメントありがとうございます^^続編公開しましたので楽しんで頂けると嬉しいです! (2020年4月12日 11時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - マ ツ リ 。さん» 応援ありがとうございます!続編公開したのでそちらもよろしくお願いします! (2020年4月12日 11時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
みい - 続へーん!待ってます(´∀`) (2020年4月10日 11時) (レス) id: 43e3e848ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:殿茶 | 作成日時:2020年3月30日 7時