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実弥の指先を握っていた私の手を実弥の大きい手が包み込む。





「悪かったァ
………その、急にAが変わったから照れて顔見れなくなっちまったんだよ 」




パッと顔を上げて、実弥の顔を見ると首から上が真っ赤で……
いつも照れた時に顔を隠す大きな手は私の手を包んだまま。




「あ〜、えっと……勘違いしてほしくねぇから言うけどよォ」



顔を赤くしたまま、一度視線を外したかと思うと、また私と視線が交わる



「今までのAも……
か、かわいいと思ってたからな」



目を逸らさず、赤い顔を隠しもせず……そう伝えてくれた実弥。



嬉しくてどうにかなってしまいそうだ



『あ、ありがと』



私の顔も段々と熱が昇り、頭が沸騰しそうだ




するりと解ける手。


途端にしゃがみ込む実弥。




『さ、実弥 大丈夫……?』


しゃがんで大きな体を小さく丸める実弥の背中に触れる



「……大丈夫じゃねェ」



くぐもった声。
銀髪から覗く耳は真っ赤だ



.

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月見おはぎ - 殿茶様のこまめな顔文字使用にも癒されつつある俺氏。夏休み課題が捗りそう(*´∇`*) (2021年8月13日 1時) (レス) id: f413eaa44e (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - はむすけ。さん» 更新にムラがあってすみません笑 お気遣いありがとうございます^^ 続編公開しましたのでそちらもよろしくお願いします! (2020年4月12日 11時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - みいさん» いつもコメントありがとうございます^^続編公開しましたので楽しんで頂けると嬉しいです! (2020年4月12日 11時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - マ ツ リ 。さん» 応援ありがとうございます!続編公開したのでそちらもよろしくお願いします! (2020年4月12日 11時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
みい - 続へーん!待ってます(´∀`) (2020年4月10日 11時) (レス) id: 43e3e848ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:殿茶 | 作成日時:2020年3月30日 7時

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