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実弥と明るく照りつける太陽の下を歩くのは初めてだ
朝、いつもより早く起きて今まで教えてもらった事を実践してメイクも完璧だ。
髪は結局、美容院で整えてもらったけれど自分でやると外に出られるものでは無いので仕方が無い
むしろ、美容院に行って正解だと思う。
ただ、自分では完璧だと思っていたけど
実弥の反応はイマイチで少し落ち込む
変じゃないって言うのは嬉しいけど、あの日のように可愛いと言って貰えるんじゃないかと少し期待していた分、ガッカリしてしまった。
他愛の無い話をしているだけでも時間は刻々と過ぎ、校舎に近づく
「もう夏休みだなァ」
他愛の無い話の流れで今週末から始まる夏休みの話題になり、ドキリと心臓が跳ねた。
言わなきゃ
ギュっと手を握る
「夏祭り、一緒に行かねぇかァ?」
お祭りに誘おうと口を開こうとしたら、まさかのお誘い。
「あ、二人で……な?」
そう言う実弥を見ると、顔は前方を見ていて目線が交わらない
私も視線を前方へと戻す
『うん、一緒に行きたい』
込み上げる嬉しさに舞い上がりそうになるのを、胸元を押さえて堪える。
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月見おはぎ - 殿茶様のこまめな顔文字使用にも癒されつつある俺氏。夏休み課題が捗りそう(*´∇`*) (2021年8月13日 1時) (レス) id: f413eaa44e (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - はむすけ。さん» 更新にムラがあってすみません笑 お気遣いありがとうございます^^ 続編公開しましたのでそちらもよろしくお願いします! (2020年4月12日 11時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - みいさん» いつもコメントありがとうございます^^続編公開しましたので楽しんで頂けると嬉しいです! (2020年4月12日 11時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
殿茶(プロフ) - マ ツ リ 。さん» 応援ありがとうございます!続編公開したのでそちらもよろしくお願いします! (2020年4月12日 11時) (レス) id: ab2f0dbeb4 (このIDを非表示/違反報告)
みい - 続へーん!待ってます(´∀`) (2020年4月10日 11時) (レス) id: 43e3e848ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:殿茶 | 作成日時:2020年3月30日 7時