3話 ページ5
そうこうしている内に次の駅に到着。
電車の扉が開いた瞬間、幼馴染の拘束を振りほどいて逃げようとするおじさん。
未守｢あっおい！！｣
おじさん｢離せガキｯ！捕まってたまるか！！｣
なんて言って車両から出ようとしたので思わず背中を蹴ってしまう私。
衝撃で前に飛び顔面から床とこんにちはするおじさん。
何事かと転んだおじさんと私を交互に何度見もするホームにいた人々。
そして後ろで大爆笑する幼馴染。
｢おっと、つい｣
未守｢足癖悪すぎしぬって｣
｢元彼に似ちゃった、キャッ♡｣
未守｢きついぞおばさん｣
｢私がおばさんならあんたはおじさんだぞ｣
未守｢それはそうなるか、訂正するわ｣
軽口を叩きながら転んだおじさんの首根っこを掴んで駅員室へ連れていく幼馴染。
私と男の子はその後ろを着いていく。
おじさんはどうしよう…どうしよう…とブツブツと呟いている
｢ざまあねえな、きしょいんだよおっさん。｣
______________________________
駅員室に到着し、おじさんを突き出して事情を説明する。
駅員｢…なるほど、怖かったね。すぐ鉄道警察隊が来るからね。君達も勇気のある行動、素晴らしいよ。｣
｢まぁ、ありがとうございます、へへ｣
未守｢うっす。｣
鉄道警察隊は直ぐに到着。おじさん達は先に連れて行かれ、私達はその場に残った警察に改めて何があったのかの説明や名前、通っている学校名などを伝えた。
へー、この男の子、甲斐田晴くんって言うんだ。いい名前〜なんて思っていると軽い事情聴取が終わる。
30分くらいだったかな。
スマホでちらっと時間を確認すると只今の時刻は8時半。
あーこれは、間に合いそうにないなあ。怒られるかな、説明めんどくさいな〜と少し憂鬱になっていたけど、
聴取の間に駅員さんが学校に連絡を入れてくれていたらしく、心配無いからねって。
なるほど、これは遅刻しても怒られないやつだ。
警察｢この後の事は甲斐田くんのお家に警察から連絡が行くからとりあえず今はこれでおしまいね。今日入学式なんだって？災難だったね全く…。あのおじさんはきちんと裁かれるから安心するんだよ。｣
甲斐田｢はい、ありがとうございました。｣
警察｢それじゃあ、気を付けて。行ってらっしゃい。｣
駅員室から出て再び電車に乗り、ゆっくりと動き出した所で甲斐田くんが口を開いた。
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586(プロフ) - 更新お疲れ様です！ありがとうございます！この作品大好き過ぎて何回も読み返してます！！無理せず頑張ってください！！！！ (4月7日 0時) (
レス) @page36 id: 7479a5bea4 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - あぁ〜手出しちゃった……馬鹿な人達だね…更新お疲れ様です！待ってました！無理せずに頑張ってください！続き楽しみにしてます！ (4月6日 18時) (レス) @page36 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
パフューム(プロフ) - まってえぐ好きです。えぐいです。なんですか？この神作えぐいです大好きです。更新楽しみにしかしてません。無理ない程度に頑張ってください🥹えぐいです。(もろ好みすぎてえぐい連呼しちゃってすみません🥹まじ好きです💕) (12月30日 22時) (レス) @page33 id: 800553da28 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな(プロフ) - とってもお話面白いです!オリキャラのいる小説とか学パロ自体殆ど読まないんですがこの作品はすごく読んでて楽しいです！未森さんとの掛け合いとかめっちゃ好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (12月11日 12時) (レス) id: 58ec19c369 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 鴇さん» コメント返してくださりありがとうございます！愛されの件もありがとうございます！これからも応援してます!無理せずに頑張ってください！ (11月24日 6時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鴇 | 作成日時：2023年11月16日 0時
