30話 ページ32
剣持｢あ〜もう、あんたほんと余計なことしか言わないな…｣
未守｢おもしろくてつい。もちさんみたいなタイプの人、からかいがいがあって好きなんだよね〜｣
剣持｢こんなのと関わってしまったのが僕の運の尽きか｣
はぁ…と溜息をつきながら幼馴染を睨む剣持くんをまあまあ、と宥める。
｢わたしのサラダについてるトマトあげるから落ち着いてもらって｣
剣持｢それはAさんがシンプルにトマト嫌いで僕に押し付けてるだけなのでは？？｣
｢は？全然大好物なんですけど｣
剣持｢あんたの沸点謎すぎるって｣
情緒おかしいよ…とドン引きの剣持くん。
今日は表情コロコロ変わって可愛いな〜なんて考えながら彼に差し出しかけたトマトを頬張る。あ、うま
未守｢ま、こいつこういう奴だからさ｣
剣持｢それは去年関わった時点で嫌という程痛感してますけど｣
｢可愛いから許されてるとこあるよね｣
剣持｢自分で言っちゃうんだそれ｣
｢だって剣持くんは言ってくれないでしょ｣
剣持｢別に貴方が可愛いのは認めてますけど｣
｢ﾐﾟ｣
剣持｢はは、奇声あげてら｣
軽く笑ったあと何事も無かったかのようにずず、と味噌汁を啜る彼。
してやったり、みたいな顔付きをするものだから何とも愛らしい。
｢ﾋﾝ……｣
剣持｢あは、綺麗な人間って奇声あげてても綺麗なんだ、おもしろ｣
待って。さりげないにも程があるって。何今の？
こうもスマートだと彼がモテるのも頷けるなあ。
｢も〜、からかわないでよ、ほんとに｣
剣持｢僕は事実を言ったまでですけどね。仮に貴方レベルの綺麗な顔面の持ち主に対してかける言葉が侮辱に値するものだったとするなら流石にその人の目は節穴だと思いますけど｣
｢つまり私は国宝級美女だねってこと？｣
剣持｢ご都合解釈も甚だしいな。自己肯定感高すぎるだろあんた｣
｢いや褒めてくれる男っていいな…｣
剣持｢聞け人の話を｣
｢でも日本人シャイだから伝え方回りくどいのよね｣
何を伝えたいのか自分で解釈しないとだからさ〜なんて言っていれば視界の端にゆらり揺れる明るい茶色。
伏見｢何の話〜？｣
｢きゃ♡ガクくん♡｣
伏見｢やっほ〜Aちゃん｣
剣持｢僕を目視した時との差がひどすぎるな。どうなってるんだ一体｣
現れたのは剣持くんのお友達である伏見ガクくんだった。
相変わらず綺麗だな〜、なんて思いながら瞳を見ていれば甘く微笑む彼。
その顔は反則かも
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586(プロフ) - 更新お疲れ様です！ありがとうございます！この作品大好き過ぎて何回も読み返してます！！無理せず頑張ってください！！！！ (4月7日 0時) (
レス) @page36 id: 7479a5bea4 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - あぁ〜手出しちゃった……馬鹿な人達だね…更新お疲れ様です！待ってました！無理せずに頑張ってください！続き楽しみにしてます！ (4月6日 18時) (レス) @page36 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
パフューム(プロフ) - まってえぐ好きです。えぐいです。なんですか？この神作えぐいです大好きです。更新楽しみにしかしてません。無理ない程度に頑張ってください🥹えぐいです。(もろ好みすぎてえぐい連呼しちゃってすみません🥹まじ好きです💕) (12月30日 22時) (レス) @page33 id: 800553da28 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな(プロフ) - とってもお話面白いです!オリキャラのいる小説とか学パロ自体殆ど読まないんですがこの作品はすごく読んでて楽しいです！未森さんとの掛け合いとかめっちゃ好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (12月11日 12時) (レス) id: 58ec19c369 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 鴇さん» コメント返してくださりありがとうございます！愛されの件もありがとうございます！これからも応援してます!無理せずに頑張ってください！ (11月24日 6時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鴇 | 作成日時：2023年11月16日 0時
