12話 ページ14
警備員さんに行ってらっしゃいと見送られ正面玄関へ向かい自分のクラスを確認しに行く。
「私ら同じクラスになれるかないうて」
未守｢神様今年こそこいつとは違うクラスがいいです｣
｢なんでだよ｣
未守｢友達増やせよいい加減｣
｢みんなA様とお友達なんて恐れ多いですって逃げてっちゃうんだって｣
未守｢嫌われてんじゃねえの｣
｢たった今あんたを嫌いになったよ私は｣
甲斐田｢あはははww｣
涙を出して笑う晴くん。可愛い、すき…♡
この子がこうやって笑ってくれるならもう友達出来なくていいかも♡
なんて思っている間にクラス表が張り出されている掲示板の前に到着する。
未守｢俺は…2-Aだわ｣
｢私は…んーと…あ！2-Aだ。今年もよろしく未守くん♡｣
未守｢ゲロ｣
最悪なんだけどお！とかほざいてる幼馴染を横目に、A組は他に誰がいるのかな〜なんてクラス表を見直すとすぐ目に付いた名前。
｢！？ちょ、ちょ、みてみて、み、イブ、イブラヒムくんいるんだけど！！がち？これがち？？？？｣
未守｢痛い痛い、肩もげるってえ｣
推しの名前があったものだから、ついつい幼馴染のブレザーの袖を握りしめて飛び跳ねてしまう。
どうしよう、これ現実かにゃ？？？？
無理かも、流石に嬉しい。
あの人達サボりがちだけど今日学校来てるのかな、とか
私今日メイクどんなだったっけ、睫毛上がってないかも、とか色々考えてしまう。
｢なん、もう、やばあい、おちつこ。晴くんは何組だった？｣
甲斐田｢あ、僕は1-Aでした｣
｢え！晴くん1-Aなのお！？私達と兄弟学級ってやつじゃん、行事とかなにかしらで一緒になるかもね｣
そう言うとえ、そうなんですか！？嬉しいなあなんて笑顔になる晴くん。
君、いちいち可愛いな？？やっぱり定期代出させてよ、お姉さんそのくらいなら喜んでやるよ？
未守｢去年はあれよな、あの人とそうだったじゃん。お前の元カレの｣
｢あー例のあの人ね｣
未守｢ヴォなんちゃら様みたいになっちゃった｣
｢ヴォルデモート様ね｣
未守｢名前出しちゃったよこいつわざと濁したのに｣
｢無駄配慮乙｣
急に出てくる元カレの話。ちょっと気まずいかも〜なんて。
あの人今年は何組なのかな、とか、考えてなかったわけじゃないけど。
｢ま、そんなことはいいのよ。ほら早く教室行こ、｣
なんとなくそれ以上は彼のことについて話すのが嫌で、
話題を逸らしたくて2人をエレベーターへ促した。
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586(プロフ) - 更新お疲れ様です！ありがとうございます！この作品大好き過ぎて何回も読み返してます！！無理せず頑張ってください！！！！ (4月7日 0時) (
レス) @page36 id: 7479a5bea4 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - あぁ〜手出しちゃった……馬鹿な人達だね…更新お疲れ様です！待ってました！無理せずに頑張ってください！続き楽しみにしてます！ (4月6日 18時) (レス) @page36 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
パフューム(プロフ) - まってえぐ好きです。えぐいです。なんですか？この神作えぐいです大好きです。更新楽しみにしかしてません。無理ない程度に頑張ってください🥹えぐいです。(もろ好みすぎてえぐい連呼しちゃってすみません🥹まじ好きです💕) (12月30日 22時) (レス) @page33 id: 800553da28 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな(プロフ) - とってもお話面白いです!オリキャラのいる小説とか学パロ自体殆ど読まないんですがこの作品はすごく読んでて楽しいです！未森さんとの掛け合いとかめっちゃ好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (12月11日 12時) (レス) id: 58ec19c369 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 鴇さん» コメント返してくださりありがとうございます！愛されの件もありがとうございます！これからも応援してます!無理せずに頑張ってください！ (11月24日 6時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鴇 | 作成日時：2023年11月16日 0時
