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「…、ちゃんと帰ってこいよ…」
バタン、と閉じたドアの音が部屋の中に響いた。
「っ、だっせえ…」
だせぇ。ちょーダサい。オレ。そのまましゃがみこんだら肩に中途半端にかかってたバスタオルが軽い音を立てて落ちた。
近づいたと思った心は意図も簡単に離れていく。
近づいた…？俺、Aに近づいたとか思ってたの？だっせぇ。そんなんじゃねぇって。
そうやって心の中で色んな感情が喧嘩してしばらくそうしてた。
「さむ」
そうだった。俺、風呂上がりなのに玄関先で上裸で何やってんだ。
慌ててリビングに戻れば目線に入る携帯。
いや、もしかしたらさ、今から帰るよーってAのあのテンションでメッセージなんか入ってたり。
変な期待して画面をタップすれば翔太がふざけて学生時代の頃の卒アルに映りこんだ翔太のキメ顔の待ち受け画面。思わずため息が零れた。
俺はいつもより遅くなった就寝時間にまた、ため息を吐いて眠りについた。
朝起きてAから何かアクションがきてないか確認して空っぽの通知にまた、落胆して。
ホント俺どーしちゃったのよ。
サラリーマンの俺がじゅーはちの小娘に振り回されてんなってちょっと笑えた。
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hs.(プロフ) - また読める日を楽しみにしています！ (2021年6月2日 18時) (
レス) id: 37efc71d63 (このIDを非表示/違反報告)
usk(プロフ) - とぅーかさんがまたお話書いてくれてとっても嬉しいです！！ (2021年2月18日 21時) (レス) id: 9866245c6d (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - 更新されてて泣きました…待ってたから嬉しくて……続きが楽しみです。いつまでも待ってます。 (2021年2月16日 1時) (レス) id: 37efc71d63 (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - 何度も読み返しては心に残って世界観に惹きつけられます。これからも応援しております。 (2020年9月18日 0時) (レス) id: b899b04b91 (このIDを非表示/違反報告)
織 山 さ な 。(プロフ) - 最近作者様の書く作品に出会いました。とても素晴らしく見てるこちら側まで引き込まれるような世界観本当に大好きで1日何度読んでも飽きないくらいです。これからも作者様のペースで更新頑張ってください！勝手ながら応援させていただきます！ (2020年9月11日 22時) (レス) id: 4a43e358a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とぅーか
| 作成日時：2020年8月31日 15時
