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「ただいま、小鳥遊プロダクションの方々の案内を終え、お待ちいただいております。すぐに、お茶をお持ちいたしますね」
「いいわよ！お茶なんんて出さなくてっ！ほんっと、あの事務所には、厳重注意しておかなきゃ！」
「ですが…」
「いいの！来客用のちょっと良いお茶っ葉が勿体無いだけだわ」
なぜか握り締められていたボールペンがメキメキと音を立てている様子を横目にしながら、
これは、長時間コースになりそうだと思い、扉の先にいる二人に少しだけ同情をするのだった。
あの日、あの後、
鬼のツノが出て来るんじゃないかと思うくらい怒る姉鷺さんと、
眉に皺を寄せ、顰めっ面にしながら怒りの表情を表す楽くん。
ただただ、悲しそうな辛そうな表情で天くんに視線を向けていた十さんに、
三人とは違う 瞳を閉じ、口元も少し微笑ませていた天くん。
それぞれ、四人の表情を思い出しながら、給湯室へ向かうのを諦め自分のデスクを戻ることに決めたのだった。
※※※※※※
この話にある“おはようございます“の挨拶は、
“朝の時間帯“という意味よりも業界特有の挨拶だとご理解ください。
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りリ - とーっても面白い作品ですね！めちゃめちゃ続き楽しみです！まってまーす． (3月31日 13時) (
レス) @page29 id: 566e94ca36 (このIDを非表示/違反報告)
莉紗(プロフ) - みりかさん» コメントありがとうございます。亀更新ですが、頑張ります！ (8月22日 13時) (レス) id: 5aeb398a67 (このIDを非表示/違反報告)
みりか - 続き楽しみにしています✨️✨ (8月21日 18時) (レス) id: 17b40665d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉紗 | 作成日時：2023年6月13日 8時
