【アイナナ】シークレットラブ(仮)

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ライブは進み、MCを挟みながら進んで行く
笑顔を崩さず、激しいダンスパートや三人の声の合わさった歌唱パートTRIGGERの魅力を全面に引き出されれば、観客が暗い顔をするはずが無かった。



「本編、ラスト曲です。アンコール準備お願いします」



会場から「やだー」「最初からっ！」などのお決まりの声が響いてくる

きっと、三人から最後の曲です。と説明でもあったのだろう。夢のような時間の終わりを来ないでと願ってしまう。
舞台裏のステージを映すモニターを見ながら、ライブを鑑賞していた私と姉鷺さんは、スタッフのその声に視線を向けた。



「さ、三人を迎えに行きましょうか」

「私は、ここで…」

「何言ってるの、もう。うちの王子様達をちゃんと、拍手で迎え入れてあげなきゃ！」




軽く背中を押されながら、スタッフの集まる舞台袖に移動した。

本編ラスト曲が終わり、
三人が、ステージから一度、姿を消す。

舞台裏に戻って来た三人をスタッフ達からの大きな拍手で迎え入れた。

すぐさま、客席の方から大きな手拍子とアンコールの声
その、声の大きさに、一瞬視線を向けたとき、目の前を通り過ぎる所だった九条さんの身体が傾いたのが視線の端に入った

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