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「そうなん?!


こんな可愛いのになあ。
まあライバルがいないに越したことはないけど。



じゃあ俺がAちゃんの未来の旦那さんに
また立候補してええんやな?」



『はっ?!』




「……………。」


「み、未来の旦那さん………」

「すげえな彼奴…………。」







「昔はよく"(男の名前)くんと大きくなったら
けっこんする!"って言うてくれたやん。」




『そ、それは本当に小さい頃の話で…』





「えー…。じゃあ彼氏おらんのやったら、

俺にも可能性はあるってことやろ?」



『それは、』









「………なぁ、(男の苗字)さん。」








それまでこの場を静観していた等々力くんが
急に(男の名前)くんとの会話を遮った。








「本当にここにはそこにいる女と、
(男の苗字)さんの2人だけなんですか。」





「………俺が嘘ついてるとでも?」





「こんな孤立した場所で、2人だけで生活できるとは
思えない。」









「……………あっはは!
君、モテへんやろ?」






「は?」






「まぁ、別にそれはどうでもええけど。
……等々力くん、言うたっけ。」





(男の名前)くんがそう言うと
彼は徐ろに立ち上がって等々力くんの近くへ行き、耳元で何かを囁いた。




「っ!!!」






「別に隠しててもしゃーないしな。

………俺達が何で生活できてるか、知りたい?」






等々力くんが何かを言われた後、
(男の名前)くんを鋭い目付きで睨みつけたが、
本人は差程気にしていないようで無視をする。

(男の名前)くんはそういうと、
私の目を見て問いかけてきた。




『知りたい、です…。』




「Aちゃんの頼みななら
教えないわけにはいかないしなぁ〜。




………おいで。
何で俺達が生活できるか、教えてあげる。」

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m(プロフ) - ゆずさん» 2回もコメント頂きありがとうございました(TT)纏めてこちらでのお返事で失礼いたします。面白いと言っていただけてとても嬉しいのでこれからも更新頑張ります! (2021年2月23日 22時) (レス) id: c324cc81b5 (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - ケイリさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけてとても嬉しいです(TT)更新頑張ります!ありがとうございました! (2021年2月23日 22時) (レス) id: c324cc81b5 (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます…!等々力くんもミンジュンくんも本当にかっこいいですよね...私も展開が予想できなくて毎回ハラハラしてしまいます笑 (2021年2月23日 22時) (レス) id: c324cc81b5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - すごく面白いです。 (2021年2月23日 22時) (レス) id: a6bc68f3c9 (このIDを非表示/違反報告)
ケイリ(プロフ) - 物凄く面白い作品をありがとうございます!!毎話ドキドキして読んでいます!これからも楽しみにしています! (2021年2月23日 0時) (レス) id: 593c06699b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:m | 作成日時:2021年2月14日 1時

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