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3-2 ページ16

住宅街を抜けて、
川沿いの開けた道に出る。

私達がいる場所からそう遠くない所に、
複合施設らしき建物が見えた。





『あれ…、皆さん、あれ見てください!』

「あれって………」




間宮くんが等々力くんと顔を見合わせる。



一先ず何とか今日は野宿する必要は
無くなったことに安心する。
逸る気持ちを抑えて、私達はその施設へ向かった。









「…………いますよね?」


「今までのパターンでいうと、いますよ。」


「どれくらいいるんだろうなぁ」


『ここから見る限りだと何もわかりませんね…』




甲本さんの言う通り、
今までのパターンから考えると
この施設内に屍が潜んでいる確率は高い。



入口前まで来た私達だったが、
正直入口から中の様子を伺っても本当に奴らがいるのか、何体かという事までは判断が出来なかった。

かといってこのまま此処で過ごす事も出来ない。



現に夕暮れ時が近くなって、施設の近くにいる屍達の唸り声があちこちで聞こえてくる。







「………取り敢えず入りましょう。」






等々力くんがstaff onlyという紙が貼られたガラス扉をバールで割り、通り道を作る。





等々力くんを先頭に、周囲の安全を確かめながら
私達は施設の中へと足を踏み入れて行った。

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m(プロフ) - ゆずさん» 2回もコメント頂きありがとうございました(TT)纏めてこちらでのお返事で失礼いたします。面白いと言っていただけてとても嬉しいのでこれからも更新頑張ります! (2021年2月23日 22時) (レス) id: c324cc81b5 (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - ケイリさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけてとても嬉しいです(TT)更新頑張ります!ありがとうございました! (2021年2月23日 22時) (レス) id: c324cc81b5 (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます…!等々力くんもミンジュンくんも本当にかっこいいですよね...私も展開が予想できなくて毎回ハラハラしてしまいます笑 (2021年2月23日 22時) (レス) id: c324cc81b5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - すごく面白いです。 (2021年2月23日 22時) (レス) id: a6bc68f3c9 (このIDを非表示/違反報告)
ケイリ(プロフ) - 物凄く面白い作品をありがとうございます!!毎話ドキドキして読んでいます!これからも楽しみにしています! (2021年2月23日 0時) (レス) id: 593c06699b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:m | 作成日時:2021年2月14日 1時

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