はちみつ9滴 ページ11
ラ｢やっと、Aくん見つかった……｣
ショップに材料を買いにこれば、いつの間にかラギーくんが後ろにいた。
｢あー、ラギーくんだぁ｣
気分の良い僕は、語尾に♪が着きそうな勢いで彼の名前を呼んだ。
逆にラギーくんは、とても呆れた顔で僕の事を見る。
ラ｢人の気も知らないで……、今まで何やってたんスか｣
｢んーと……、探検！ラギーくんは何をしてるの？｣
ラ｢午後から、部活見学なんで一緒に回ろうと思って探してたんス。それにしてもAくん、あんな高さから落ちといて怪我とかしてないんスね。｣
｢ん？心配してくれたの？？ラギーくんって優しいね！｣
ラ｢その無垢な顔で言われると、寒気がするっス……｣
どういう意味なのかは、よく分からないがラギーくんは身震いをする。
｢あっ、部活見学に行くんだよね。もう少し待っててくれる？｣
ラ｢いいっスけど、何買ってるんスか？？｣
｢んーと、ナイショだよ。あっ、ラギーくんも夜着いてくる？｣
ラ｢いや、何の話っスか？｣
｢着いてきてくれたら、良いモノ見せてあげる！｣
ラ｢良いモノっスか？金になる話なら興味あるっスけど｣
｢えぇ、ラギーくんって意外と現金な人なんだね｣
ラ｢そりゃ、オレは汚いハイエナなんでね。金のなる話は、嫌でも食いつくっっすよ。｣
｢……んーと、よく分からないけど。ラギーくんは汚くなんかないよ？｣
ラ｢キミみたいな人に言われると、嫌味に聞こえるッスよ｣
｢えぇ、ホントなのになぁ。｣
ラ｢ホントに意味わかって言ってるっスか？｣
｢うん、分かって言ってるよ？｣
ラ｢やっぱやっぱわかってないっスよ｣
ラギーくんは、頭で腕を組んで僕を怪訝そうな顔で見る。
ホントなのになぁ……。
どうやったら、伝わるのだろうか。
｢ラギーくんのいい所いっぱい言えるのに……｣
ラ｢なんか言ったっスか？｣
｢んーと、なんだったかなぁ？｣
ラ｢はぁ、いいから早く買い物終わらせて部活見学行くっすよ。｣
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会話ばっかですみません……(作者)
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アヤ - あ〜、主は女ですか？見落としただけかも…ｽﾝﾏｿﾝ (2020年6月28日 23時) (
レス) id: 1b8a2df950 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - ラギーくんが可愛い(´・∀・) (2020年6月28日 14時) (レス) id: 1661fb072d (このIDを非表示/違反報告)
しう(プロフ) - オリジナルのキャラクターが多いですね、忘れそう。 (2020年6月28日 1時) (レス) id: 6a52012404 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 蜂蜜良いですよね！キノコで浮かぶの一つだけだったので笑いました←。 (2020年6月25日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
夕日(プロフ) - 元からプーさんが好きで黄色いベアーと聞いた瞬間にこの作品を見たらすごい癒しです！とりあえず主人公がめっちゃ癒しです…！更新頑張ってください！！ (2020年6月22日 23時) (レス) id: 9898a02757 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天国へ続く階段 | 作成日時：2020年6月16日 4時
