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渡辺side
深澤家に住まわせて貰うようになってから数週間
人間のルールやいろをな道具の使い方も解って来て
学校にも涼太を探して潜り込んだ時と同じ様に
ちょっと小細工を仕掛けて前と同じく涼太と同じクラス、隣の席にになった
宮「ごめんね、委員会の仕事で放課後残らなきゃ…」
深「俺も〜なんか呼び出しくらったんだよね」
だから先に帰っててと昼休みに屋上で言われる
一人で帰るのは未だに涼太達に出会う前を思い出して全然慣れない
くそう、家に帰ったら丁寧にブラッシングして貰うか佐久間の肉球を気が済むまでぷにぷにさせて貰うかしなきゃ絶対機嫌直さないからな!!!
「ねぇ、君そこの高校の生徒?」
渡「……そうですけど、アンタは?」
後ろを振り返ると多分初対面の奴
年齢は涼太達と同じくらいか??
「それじゃあ深澤って知ってる?深澤辰哉」
渡「知ってます、呼び出しくらってたんでその内くると思いますよ」
「そっか有難う」
にこりと爽やかな笑みを浮かべる男と別れて家路を急ぐ
「あ、そうだ」
さっきの人の声がした同時に肩にポンと手を置かれる
その瞬間、肩からバチバチと音がして急いで離れる
すると自分の中から妖力が消えていく
ふっかに封印されそうになった時は札の中に力が吸い込まれていく感覚だったけどコイツの場合は違う、力がそのまま分散されて消えていく感覚だ
抜けた妖力のせいで人間の姿を保てなくなってくのがわかる
「なんで狐、いや九尾が高校生なんかしてるの?」
右手に光り輝く球を浮かべながら冷たい目を向けてくるふっかの知り合い(仮)は完全に敵意剥き出しだ
《ふっかの知り合いなら傷付けられないし、かと言ってコイツは俺の正体を知ってるしなんらかの力を持っている。完全にオレ不利じゃん!》
パニックになりながらこの場をどう切り抜けるか考える。すると
宮「翔太?」
敵(仮)の後ろから涼太の声がする
まずい、今此処で涼太を巻き込む訳には…なんて考えると
「舘さん?」
宮「………阿部?」
渡「……知り合いなの?」
ピリッとした空気の中思わず間抜けな声を出しちゃったのは悪くないからな!
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Nottothetrick(プロフ) - 更新心待ちにしておりました。影がある阿部くんが今後どうなっていくのか楽しみです。寒い日が続きますがお体ご自愛ください。 (2019年11月14日 21時) (レス) id: 107366cef3 (このIDを非表示/違反報告)
Unico(プロフ) - 祐莉さん» コメント有難う御座います!果たしてあべちゃんと仲良く出来るのか…楽しみにしていただけると嬉しいです(^^)これからも妖桜をよろしくお願いします! (2019年10月22日 20時) (レス) id: 1cf197f4f3 (このIDを非表示/違反報告)
Unico(プロフ) - すのぶさん» あべちゃんの配役ピッタリと言って頂けてとても嬉しいです…!有難うございます、これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします(^^) (2019年10月22日 20時) (レス) id: 1cf197f4f3 (このIDを非表示/違反報告)
Unico(プロフ) - るいさん» なんとかあべちゃん出せました…!これからどんどん活躍していただく予定です(^^) (2019年10月22日 20時) (レス) id: 1cf197f4f3 (このIDを非表示/違反報告)
Unico(プロフ) - 黒雪 冬華さん» コメント有難うございます!これからも更新頑張ります(^^) (2019年10月22日 20時) (レス) id: 1cf197f4f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Unico | 作成日時:2019年10月14日 0時