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今日は仕事もわりと早く終わって
飲みに行くかなぁ...なんて思って
最近見つけた俺の隠れ家!
なんて良い雰囲気のBarに寄った。
いつもの特等席は〜?おっ空いてる!
なんてカウンターの左端に座った。
マスターの裕さん。
関西弁のよく似合う好青年!
俺より3つ下らしいんだけど
すっげー落ち着いてて話しやすい。
しかもフットサルやってるらしくて
趣味もあう!
ちまちま酒飲みながら裕さんと
楽しーく喋ってたら
ー カランカラン ー
びしょぬれの女が入ってきて
うわ、寒そー。なんて考えてたら
裕さんがわりって目配せして
その女の世話やいてた。
んふ、裕さんの彼女かなー?
なんてにやにやしながら様子見てた。
いや、男に振られたらしい。
へへへ、なんて笑う女見て
なんかドキッとした。
空気読んであんま話聞かねぇように
ケータイで新聞よんでみたり
今度のキスブ サの内容考えてみたり。
??「だいたいさー?俺以外の男って!
相手はアイドルだっての!わたしだってねぇ
アイドル北山 宏光は好きでも
リアル北山 宏光なんて赤の他人なんだから
好きでもなんでもないっての!」
は?!ファン!?
いや、好きじゃないって...?んー?
俺の名前が聞こえたからつい耳がダンボ。
裕さんがこっちチラチラ見ながら慌ててる。
??「だって!!!...むかつくぅ!
なんなんだよ!腹立ってきた...
北山 宏光ぅ!応援出来ない!むり! 」
宏「いや、そこは応援してよ!」
やっべ、声出しちゃった。
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作者名:夏蜜柑 | 作成日時:2016年10月28日 13時