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ななもり。side
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
何度もチャイムを押すが、ころちゃんは出てこない。
「はぁ…？」
時間忘れて寝てるとか？
仕方ないから合鍵を取り出してドアを開けた。
「ころん〜？」
何でだろう。
隙間風みたいな音がする。
ﾋｭｰﾋｭｰ、って音。
そのままリビングに進んでいくと
「ころん！！！」
倒れ込んでいるころんがいた。
このﾋｭｰﾋｭｰ音もころんから出ていた。
「どういうこと…」
でも多分この症状は過呼吸かなにかだろう。
もしや、ころんは喘息持ち？
ならば吸入器があるはず。
二階に駆け上がり、吸入器を探す。
吸入器はすぐに見つかったからそのまま急いで駆け下りる。
こ「ﾋｭｰｯ、ﾋｭｰﾋｭｰｯ」
苦しそうなころんに吸入器をつけると少しずつ呼吸が安定して行く。
最初はﾋｭｰﾋｭｰ言っていたのが、ｽｰｽｰという寝息の音に変わる。
「ふぅ…なんで言ってくれなかったの？」
そんな疑問を寝ているころんに問いかける。
こ「ん…ぅ……」
「ころん！！」
目が覚めたころん。
こ「あれ、なーくん…？」
「ころん、そんなに俺たち頼りない？」
キョトンとしたかおでこちらを見るころん。
こ「なんの、こと……？」
「喘息か過呼吸なんでしょ？」
こ「あ…」
「どうして俺たちに言ってくれなかったの？」
こ「迷惑になったら、嫌だったから……」
「むしろ言わない方が迷惑だよ？」
こ「ごめん……」
「ほら、疲れたでしょ？ちょっと休みなよ。」
こ「でも、今日はなーくんと遊ぶ約束…」
「そんなのいいから！ね？」
こ「うん、分かった……ぁ、でも寝てる間に居なくならないで？」
うるうるした瞳でこちらを見るころん。
「分かったから」
そういうと安心したのか微笑んで、そのまま規則正しい寝息をたてながら眠った。
「……ふぅ、よかったぁ」
ふところんのスマホの画面を見ると、そこには“なーくんと遊ぶ日”というカレンダーからの通知。
「可愛いとこあるなぁ」
ころんの髪を撫でて、そのままころんを抱き抱えベッドに移動させた。
「おやすみ、ころん」
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アリス - 凄く面白いです！ (2020年7月2日 14時) (
レス) id: 0e158d4799 (このIDを非表示/違反報告)
ばななきゃらめるらて(プロフ) - そうさん» すみません、最新編に書いているのですが、今るぅとくん以外のリクエスト募集してないんです…すみません。 (2020年5月24日 19時) (レス) id: 1493b549b9 (このIDを非表示/違反報告)
そう - リクエストで、さとみくんがストレスで倒れるのってできますか？私はさとみくん推しなので、さとみくんの小説をたくさん書いて欲しいです！わがまますみません。これからも応援しています！ (2020年5月24日 13時) (レス) id: f284639b66 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるらて(プロフ) - すとりすさん» 了解です！各メンバー続編で書きますね！！！ (2019年12月31日 12時) (レス) id: 2bbd08279d (このIDを非表示/違反報告)
すとりす - 面白いです！私幼児退行結構好きです！（私やばいやつかなこれ？）幼児退行系たくさんお願いします！！！！！ (2019年12月30日 23時) (レス) id: 74139b6564 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばななきゃらめるらて x他1人 | 作成日時：2019年12月12日 0時
