Chapter122 ページ29
次の日も
その次の日も、、、
息をするのが精一杯で
生まれて初めて会社をずる休みして
ただベッドの上で過ごした
休みの連絡を入れた電話で
沢木「夏風邪はこじらせると
厄介だからな・・・
引き継ぎはほぼ終わってるし
お前の事だから有給も全然使ってないんだろ？
今まで頑張った分
準備に使ってもいいから今週いっぱいは休め
その変わりパリに行ってからは
休んでる暇なんてないからな」
こんな時に何やってんだって
怒られる覚悟だったのに
思いがけない優しい言葉に
電話を切ったあとは
涙が止まらなかった
いや怒られたら怒られたで
泣いてたかもしれない
そんな不安定な時間を過ごして
３日目にやっとマキに
ざっくりと伝えるとすぐに家に来て
マキ「うわっ暗！
空気悪っ！」
数日閉めっぱなしだった
ブラインドを勢いよく開けられ
A「やめでぇーーー
まぶしすぎるぅー
死んじゃうからぁーー」
マキ「何言ってんの
こんな部屋にずっといるほうが
死んじゃうよ！」
A「・・・もう
・・・死んでる」
マキ「はぁーーーーっ
はいはい、そうだね
なら、もう一回、生き返ればいい！」
A「・・・無理」
布団の中に潜り込むと
ベッドサイドに座ったマキが
マキ「ね？知ってる？
Aがこの部屋で死んでた間に
日本にディズニーランドが
もう１つ出来る事になったんだよ」
A「えっ？本当に？」
思わず布団から出した顔
舌を出してとぼける
マキの顔を見て
もう一度布団を被った
マキ「あっそうそう
高校の時のヤマトって覚えてる？
捕まったんだって！」
A「・・・嘘」
布団の中で答えると
マキ「これは本当だって
ちなみに下着盗んだらしいよ
バカすぎるよね(笑)」
・・・。
布団をガバっとめくって
起き上がると
A「っていうかどうでもいいし！
今そんな情報いらないし！
っていうかそもそもヤマトって誰？
記憶にないし！
しかも下着泥棒って癖強すぎるし！」
・・・。
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nico(プロフ) - 美弥さん» 現在添削をしながら少しずつ公開しています。公開する時はパスワードはかけずに公開するのでぜひ読んでくれると嬉しいです★ (2021年5月23日 22時) (
レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ちかさん» 読んでいただきありがとうございます。マイペースでお待たせしてますがぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです。 (2021年5月23日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
美弥(プロフ) - 始めまして。すごく素敵な作品でした。一気読みしちゃいました！続きが読めるの楽しみにしてます。読めるようになったらパスワード教えてもらえたらうれしいです。 (2021年5月20日 5時) (レス) id: 48c285c6ea (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - nicoさん！素敵な作品ありがとうございます。ストーリーにはいりきってしまいました。恋してた＿4添削してるんですね。他の人の感想で見ました。楽しみにしてます。 (2021年5月18日 1時) (レス) id: 444c37e82e (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - やまさん» ありがとうございます★添削頑張って少しでも早く公開出来るようがんばります！ (2021年5月1日 21時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nico
| 作成日時：2015年10月24日 22時
