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『は、はじめまして、河合Aです。…これから僕が話すこと、きっと信じられない事だと思います、でも、どうか最後まで聞いてください。僕は…───』
昨夜睡眠時間を削って考えた自己紹介文。
オールマイトに説明する時よりかは上手く纏められた、と思う。自信はないが。
ちらっと皆を眺めると、顔を下げている人はいなかったので一応聞いてくれてはいるのだろう。然し驚いている人、顔を顰めている人など反応は様々で、やっぱりこんな突拍子もない話信じられないよなぁ…と眉が下がる。
…1人だけこっちを眉間にシワを寄せながら睨み付けてくる人物がいるが、気にしたら叫び出しそうなので気にしないでおく。
『────と、いう訳で、個性はありませんが、元の世界に戻れるまでの間このクラスでお世話になる事になりました。…よろしくお願いします。』
よし！言い終わった！相澤先生が長いと睨んでくるからさっさと席に着こう！
今日3度目の礼をしてはそそくさと八百万さんの後ろに座る。僕だけ席が飛び出してて目立つ…やだなぁ…。
｢以上解散！｣
先生の号令でザワつきだす教室内。
最初の授業は確か英語だったっけ…とガサガサ鞄を漁る。必要な物は一通り揃えてくれたらしく、流石雄英だなぁなどと思いながら顔を上げた。その目の前で揺れる赤い髪。
｢なぁなぁ！お前異世界から来たって本当なのか！？｣
｢オイラたちが漫画ってどういう事だよ！｣
｢個性のない世界ってどんな感じなの！？｣
『っ！？へっ！？』
途端に僕の机を囲んで質問攻めをしてくるクラスメイトもとい切島くんたち。
待って待って僕聖徳太子じゃないから！と慌てていると、飯田くんが助け舟を出してくれた。
｢皆！彼が困っているだろう！質問は1人ずつにしよう！｣
｢あ…そうだよな、すまねぇ｣
｢ハイじゃああたし一番！｣
ぱっと手を上げる芦戸三奈ちゃん。皆の視線がそっちに向くのを確認すると、机に乗り出しながら口を開いた。
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倉木 勝(プロフ) - 更新ありがとうございます…！これからも頑張って下さい！図々しくも連コメ失礼しました！ (2017年12月17日 17時) (
レス) id: bb3d364658 (このIDを非表示/違反報告)
倉木 勝(プロフ) - 更新されないんですか…？ (2017年12月3日 15時) (レス) id: bb3d364658 (このIDを非表示/違反報告)
柊 命 - とても面白いです！！頑張ってください！ (2017年9月1日 13時) (レス) id: fd0c5323b2 (このIDを非表示/違反報告)
倉木 勝(プロフ) - とっても面白かったです！これからも更新頑張ってください！楽しみにしています。 (2017年8月22日 18時) (レス) id: bb3d364658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らう | 作成日時：2017年8月22日 15時
