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予想外の人物に助けられ僕の脳内はパニック状態だ。ち、近い！力のある腕とか髪の隙間からチラリと覗くオッドアイの目とか！！それに加えてピンチに颯爽と現れるそのイケメン具合どうよ！？カンストしてるから！！
轟くんの眩しさに直視出来ず思わずぎゅっと目を瞑っていると、轟くんが怪訝そうな声を出した。
｢…どこか痛めたのか｣
『あ、ち、違くて！えーと、その、そう！潰されそうで怖かったから！助けてくれてありがとう…！！』
あなたのイケメン具合を噛み締めてました！なんて言えるはずもなく、咄嗟に別の答えを用意する。嘘は言ってない、し。
｢そうか。…お前ならこの騒動の原因を知ってると思ったんだが…｣
『う、うん知ってるよ、侵入して来たのはただのマスコミなんだ。』
一応、と後に付け加える。轟くんは、"ただのマスコミがこんなにあっさり侵入出来るもんなのか？"と呟いていた。…出来ないよ。まだ思い出せてないけど、雄英バリアーを破壊したのは…
｢皆さん…大丈ー夫っ！！｣
すると頭上から飯田くんの声が聞こえてきて一斉に視線を其方に向ける。ほんとに非常口のマークみたいになっていて面白い。
｢ただのマスコミです！なにもパニックになることはありません大丈ー夫！！ここは雄英！！最高峰の人間に相応しい行動をとりましょう！！｣
こうしてパニックは収まり、警察が到着した事によってマスコミは撤退した。
轟くんと一緒に教室に戻ろうと歩き出す。…直前の会話とかはちゃんと覚えてたのに、何でマスコミの侵入の事は思い出せなかったんだろう…それに、雄英バリアーを破ったあの、あいつの名前。それも未だに思い出せない。記憶障害…？
と考え込んでいると、相澤先生に呼び止められた。
｢河合、校長が呼んでるぞ｣
『あ、はい！…じゃあ、轟くん、本当にありがとう！』
ひらひらと轟くんに手を振って校長室へ向かう。多分バリアーを壊した人物の事を聞かれるのだろうが、今の僕じゃ役には立てない気がする。
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倉木 勝(プロフ) - 更新ありがとうございます…！これからも頑張って下さい！図々しくも連コメ失礼しました！ (2017年12月17日 17時) (
レス) id: bb3d364658 (このIDを非表示/違反報告)
倉木 勝(プロフ) - 更新されないんですか…？ (2017年12月3日 15時) (レス) id: bb3d364658 (このIDを非表示/違反報告)
柊 命 - とても面白いです！！頑張ってください！ (2017年9月1日 13時) (レス) id: fd0c5323b2 (このIDを非表示/違反報告)
倉木 勝(プロフ) - とっても面白かったです！これからも更新頑張ってください！楽しみにしています。 (2017年8月22日 18時) (レス) id: bb3d364658 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らう | 作成日時：2017年8月22日 15時
