ブルースノー (ページ23)

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何ヶ月かぶりの再会ページ23

暫くして待っていると彼の声が携帯から聞こえた。

「着いた。」

「今行きます！」

「ん。」

そう言って急いで玄関に向かった。

下に降りると彼の姿と車があった。

私は久々に会う彼の姿を目にして何故か緊張してきた。

「ほら、乗れよ」

「はい…。」

そう言って何故か紳士に助手席を開けてくれる翔太くん。

私はそんな事を普段されないためバレないように照れながらも助手席に座った。

「閉めるぞ」

「うん…」

そう言ってそのままドアを閉めてくれる翔太くん。

私に優しく常に尽してくれる。

私は何処に行くか聞かされてないため質問した。

「…何処行くんですか？」

「まぁー、着いてからのお楽しみに」

「…お化け屋敷とか辞めて下さいよ？」

「こんな時間にやってるお化け屋敷逆に俺が知りたいわ笑」

そう笑い声を聞いた時

あの時と同じ笑い声…。

やっぱり私この人と一緒にいたのかも…。

そう思いながら気づいたら車の揺れと共に私は眠っていた。