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意外な一面 ページ20
翔太 side
あー、暇だな…
話す相手も、隣にいる事もなくなり静かな部屋にただボーッと時間が過ぎていった。
もうあれからどれだけ待ったのだろうか。
あいつは無事に彼氏と付き合ってるみたいだし俺の出番はないと思っていた。
少しだけ楽になったかなと思ったが一人になるとやっぱり彼女との思い出が蘇る。
あんな事話したな。とか あんな所行ったな。 とか あんな事してくれたな。 とか考えてるだけで苦しかった。
あいつの幸せを願うのは俺の仕事と思っていたが
本当にそう思ってるのか自分に問いただすのは辞めた。
そして寝ようと思っていたその時、俺の携帯が鳴った。
誰だろうと思って名前を見るとそこには…
Aだった。
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作者名：ぷくたろう | 作成日時：2021年11月17日 20時
