ブルースノー (ページ15)

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新しい出会いページ15

あれから1ヶ月経った。

彼の名前も半分忘れていた。

そして私は働き始めた。

色々と忙しく、いい意味で充実していた。

するとそこへ誰かが私に向かって歩み寄ってきた。

「どうも」

「あっ、どうも…」

そう返すとそこにいたのはどうやら私と小学校の時同級生だった奏太らしい。

記憶がない事を知らない相手はいつも通り接してきた。

「久々だね！」

「えーと……」

「何？もしかして数年も経ってるから忘れたの？」

「あの……」

「ひっどいなー！俺だよ、小学校同じでクラスメイトだった奏太！」

「あっ、奏太さんって言うんですね！」

「他人のフリしなくたっていいよー」

「いえ、本当に覚えてないんです…ごめんなさい…」

「もしかして…記憶喪失、、？」

そう言われ私は黙って頷いた。

「そっか…ごめんな。無理に思い出させようとしちゃって」

「大丈夫です…」

「俺さAの事ずって前から好きだったんだよね、だから付き合わない、？」

「えっ、、、」

「俺ならAを幸せに出来る。

「でもまだ会ったばかりですし…」

「そんなの関係ない、俺はどんなAでも好きだよ」

そんな事を言ってくれる彼の事を私は振ろうにも振れなかった、

そして私はOKしてしまい付き合う事に

本当の所まだあの人の事が気になって仕方なかった。

今頃何をしているのかとか彼女さん出来たのかなとか思い出せないはずなのに何故か考えてしまう。

そして彼と過ごすようになって数週間が経った…。