【2434】楽 園 。【EDEN】

#１５. ページ16

此処、エデンの楽園は、皆が仮住居として使っているだけらしい。

なので全員個人の家は別にある。


ただ、設備が整っていて使いやすいため、任務が終われば大体は此処に帰ってくるそうで。



ｱｸ 「 ほんとは此処の案内とかしたいんだけど、今日は任務があって… 」

ﾛｰ 「 俺も。珍しく昼間の任務でね。 」

ﾚｲ 「 私も今日は外せないんだ。 」

ｵﾘ 「 僕も。ってことで、レオスくんは今日暇でしょ？案内してあげてよ。 」



教授の視線が博士に行く。



ﾚｵ 「 えぇ、私ですかぁ？まぁ良いですけど…… 」

ﾛｰ 「 じゃあ決まり。ヴィンさんよろしく！ 」

ﾚｵ 「 では、その代わりに私に少し付き合ってくれませんかねぇ〜？ 」

　『 え、被験体になるのはちょっと…… 』



此処で死んでしまったらもう戻れないし…



ﾚｵ 「 うーん駄目ですかねぇ〜、そこをなんとか…… 」

ｱｸ 「 博士まだ諦めないの〜？ 」

　『 そう言われても……！ 』



せめて “ マッド ” じゃなければ協力したかもだけど…！！



ﾚｲ 「 ん、私はそろそろ出なきゃだな。 」

ｱｸ 「 えっもうそんな時間…！？ 」

ﾛｰ 「 俺も準備してこよっと。 」

ｵﾘ 「 じゃ、Aくんのことはレオスくんに任せるよ。呉々も、傷つけないように。 」

ﾚｵ 「 はぁい、わかってますって〜。 」



教授のお陰で助かった…のか……？



ﾚｵ 「 では私たちも行きますよ〜？オリバーくんは暇と言いましたが、やらなければいけないことはありますからねぇ〜。 」

　『 はーい。 』



皆が行った後、私は博士に付いていった。

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