Crazy Love97 ページ48
-- GD--
マ "ジヨン！！！レイがいない！"
G "は？レイの寝室は？さっきまで寝てたけど。"
マ "いや。何処にもいないんだよ！！！"
G "わかった。すぐいく。"
俺の慌てように皆びっくりしたのか一斉にこちらを見ていた。
YB "どした？"
G "レイが居なくなった。"
T・D・YB"""え！！！？？？"""
その時勢いよく開いた会議室の扉。
そちらに目を向けると深々と頭を下げるスンリ。その後ろにはソナが見えた。
おそらく遅刻の事であんなに着信があったと思っているのだろう。だが会議室の惨事を見て目を見開いた。
S "え？どしたんですか？これ………。"
G "ここはいい。先にソナと一緒に社長室行け。"
会議室に行くように二人を促すと追い出すように扉を閉めた。皆目が冷め切っていただろう。
特にたっぴょんの目がソナを睨みつけていた。
G "ごめんたっぴょん。帰ったら説明するからちょっと行ってくる。"
急いでレイの自宅へ向かったけれどそこにいたのはマネヒョンだけでレイの姿はなかった。
携帯に何度もかけたけど電源は切れていて繋がらない。
一緒に行ったバー、あの夜景の見える海、思い当たる場所を探したけど何処にもいなくて、俺はレイの事結局何も知らなかったんだって知った。
とりあえずネットで調べたシュウさんのバーに連絡したがレイからの連絡はなかったらしい。
とりあえず一旦事務所に戻ったら会議室は見違えるように片付いていてとりあえずみんなに礼を言った。
たっぴょんの気になっていた事について簡単に説明すると皆考え込んでしまった。
T "ごめん。ジヨン。俺スンリとソナを許せないかもしれない。"
YB "で、レイは？わかったの？"
G "いないんだ。"
あれからも何度か携帯に連絡を入れたけど結局連絡がつかなくて、１週間後には番号自体が消えてしまった。
俺たちが帰ってきてから知ったが、日本に行っている間に郵便で退職届が届いたらしくあの社宅も既に解約されていてそれ以降全く消息はつかめなくなってしまった。
スンリとソナのゴシップに関しては社長の計らいで別の記事に書き換えられ、俺とソナは別れた。
その後なんだかんだでスンリとソナは付き合いだしたがすぐ別れてソナもYGを辞めていった。
あれから一年。
まだ時々思うんだ。
あの日マネヒョンが来るまであの部屋にいてやったら今もレイはとなりにいたんじゃないかって。
今はただレイに会いたい。
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かな - いつも楽しく読ませて貰ってます。毎日忙しいのに更新してくれてありがとう。これからも更新楽しみにしてます。 (2018年5月18日 17時) (
レス) id: 4b53c96ca7 (このIDを非表示/違反報告)
r030559(プロフ) - 更新楽しみにしてます！五人復活までの心の拠り所に勝手にさせてもらってます(汗) (2018年5月13日 9時) (レス) id: 79ae1c58cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜奈 | 作成日時：2018年5月9日 18時
