Crazy Love82 ページ33
--YOU--
どれくらいの時間抱き合っていたのか。
アルコールが入っているからか少し早いG-DRAGONの心臓が少し早い。
その音が心地よかった。
Y "そろそろ戻ろうか？こんなところ見られたら大変だよ。"
G "大丈夫だよ。この周りセキュリティーが一般人来ないように予防線張ってるから"
Y "でも、主役がいないってみんな心配するし。"
G "ちぇっ。"
そう言うと回されていた腕が離れた。
繋がれた右手。そこから彼の熱を感じた。
どんどん奥へ進んで行くG-DRAGON。
ある場所まで行くと急に足を止めた。
彼の背中が邪魔して前が見えないけれど声でわかった。ヨンベだ。
G "悪いけどレイと一緒にいてやって。俺ちょっと行ってくるから。"
YB "おぉ。もう大丈夫なの？"
G "あー。うん。じゃあちょっと行ってくる。レイヨンベといて！"
Y "へ？あぁ。うん。"
そう言うと私の手から彼の手が離れて人混みの中に消えていった。
隣ではいつものような笑顔を浮かべるヨンベ。
YB "ジヨンに何したの？"
Y "へ？なんにも。あ！でも叱った。ソナさんにヤキモチ焼いて人をむやみに殴るな！って"
YB "www。レイオムニみたい。"
Y "やめて！それG-DRAGONにも言われたから。"
とりあえずこの場からスンリを探した。
薄暗い照明が照らされる店内。スンリの姿を見つけられなかった。
YB "もしかしてスンリ？"
それに気づいたのはヨンベ。
少し苦笑いを浮かべ一言"帰った"とだけ告げた。
"それってソナさんも一緒に？"と言う一言は聞けなかった。きっと二人は今一緒にいるんだろう。
YB "さっきレイはスンリじゃなくジヨンを助けに行ったの？"
Y "それは…ジヨンが泣いてるように見えたから。"
YB "そっか。ジヨンがスンリ殴ったのソナが原因じゃない"
Y "え？"
耳を疑った。
スンリが私をバカにしキレたってどういう事？流せばいい話じゃない？
YB "まぁ。ジヨンが殴らなきゃ俺が言いこんでたかも"
Y "何それ？怖ッ！"
YB "レイもジヨンもなんであの二人じゃないとダメなの？見てて痛々しいよ"
Y "ごめんね。私にはスンリしかいない。ジヨンもソナさんしかいないの。"
そう言うとヨンベは眉を下げた。
言いたいことはわかってる。
これはもう愛でもなんでもない。
私がジヨンの気持ちがわかるのはね今同じ境遇だからだよ。でもだからこそきっと近づきすぎると磁石のように反発し合うだけ。
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かな - いつも楽しく読ませて貰ってます。毎日忙しいのに更新してくれてありがとう。これからも更新楽しみにしてます。 (2018年5月18日 17時) (
レス) id: 4b53c96ca7 (このIDを非表示/違反報告)
r030559(プロフ) - 更新楽しみにしてます！五人復活までの心の拠り所に勝手にさせてもらってます(汗) (2018年5月13日 9時) (レス) id: 79ae1c58cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜奈 | 作成日時：2018年5月9日 18時
