Crazy Love68 ページ19
--GD--
"I'm sorry but I love you…。 2007.07.16"
そう写真の裏に書かれていて写真にはお揃いの黒の革ジャンを着て笑い合うレイと知らない男。
レイの顔はまた幼さが残る顔に今の彼女からは想像もつかない綺麗なベージュ色の長い髪をしていた。
G "もしかして隣にいるのサナさんが言ってたあの人？"
でも確か10年前って言ってなかったか？
これだと日付が合わない。
意味がわからず疑問を浮かべていると
ガタンッ！
ベッドの方から物音がして急いでその写真を写真立ての中に戻した。
G "え…寝てる？"
寝返りを打った際に壁に足が当たったらしい。
ベッド脇に座りレイの顔を眺めると顔にかかる髪がうっとおしいのか眉間にシワを寄せていて笑った。髪を退けてやろうと手を伸ばしてそのまま動けなくなった。
Y "けん…と。"
それはスンリでも俺でもない名前。
多分、いや間違いなくあの写真の彼だろう。
G "何？まだ泣くほど好きなの？"
彼の名前を呟いたレイの目から涙がこぼれた。それを見てしまった俺はベッド脇に座ったまま動けなくなった。
どれほどの時間が経ったんだろう。
あたりは少しずつ明るくなり始め朝が近づいて来たことを知らせていた。
置き手紙なんてらしくないものを書いてそのままレイの部屋を後にしたのは起こしたくなかったから
だけじゃない。
レイが呟いた名前。
レイと映る見知らぬ男。
そして仲間から聞いたレイの過去。
色々ありすぎて処理しきれなかったからだ。
韓国に戻る飛行機の中ソナを愛しているはずの俺の頭の中はレイでいっぱいだった
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かな - いつも楽しく読ませて貰ってます。毎日忙しいのに更新してくれてありがとう。これからも更新楽しみにしてます。 (2018年5月18日 17時) (
レス) id: 4b53c96ca7 (このIDを非表示/違反報告)
r030559(プロフ) - 更新楽しみにしてます！五人復活までの心の拠り所に勝手にさせてもらってます(汗) (2018年5月13日 9時) (レス) id: 79ae1c58cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜奈 | 作成日時：2018年5月9日 18時
