027 ページ29
you side
和也に話して少しすっきりしたあたしやったけど
やっぱり泣くのは我慢できずに
和也の前で泣いてしまった。
そして和也は「ちゃんと向き合って」
という言葉を残して旅館へ戻ってしまった。
一人でその場に座っていると
後ろに誰かが立った靴の音がした。
パッと振り返るとそこには
高「…何泣いてんねん、」
「きょ、恭平…？なんで…」
高「大橋くんと出てく前に大吾くんと丈くんに話してたやろ。それがちょっとだけ聞こえたから」
「…うん、そっか、」
高「先に言っとくけど、」
「…？」
高「彼女おらんで」
「え、？」
高「俺に彼女がいたとして…とか言うてたやろさっき」
「あ…そ、そうなんや」
高「…彼女とかおったら、Aにベタベタせぇへんやろ普通。それに彼女できたらメンバーに報告してるし」
「そ、そうやね、うん…」
高「俺に彼女できたら寂しいんや？」
「…何言うてんねんアホ」
高「俺モテるからさ」
「…やめろや、」
高「ちょっと嫉妬したAも見てみたいけどなぁ…」
「…あたしの恭平、」
高「…ん？」
「誑かさんで」
高「A？」
「紅一点なんていらん、絶対潰したる」
高「…」
「どこのどいつかも分からんような女にこれ言われてんであたしっ…恭平はあんたの恭平やないやんっ！！顔も知らんような女にっ…潰すなんて言われてっ…」
高「A、」
「こすい事せんとあたしのとこ来たらええやんかっ…闘ったるわいつだってっ…あんたみたいな女に恭平渡すわけないやろっ…！！！」
高「っ…」
「…、！」
気がついたら怒りに震えていて
涙も止まらんくなってて
恭平があたしの名前を呼んでんのにも気付かず。
高「分かった、分かったから。落ち着こ、A」
恭平があたしを抱きしめて、
あたしに声をかけてくれて、やっと我に返った。
あたしが落ち着くまでずっと
背中をトントンしてくれてた恭平。
「ごめん、恭平」
高「何回謝んねんｗｗもうええって」
「あたしの変な勘違いというか…うん、ほんまごめん」
高「そのアンチは許さへんけど…可愛いA見れたしちょっと感謝やなｗ」
「…次そんな事言ったら○すで」
高「こっっっっわｗｗ」
よかった、恭平とちゃんと笑えてる。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 349人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふらぺち(プロフ) - なっつんさん» リクエストありがとうございます！二章の方で書かせていただきます！！ (2022年7月27日 22時) (
レス) id: e044b5806a (このIDを非表示/違反報告)
なっつん - いつも楽しくよんでます！リクエストですが、大西畑＋大橋くんで夢主？の取り合いするみたいな話を書いてくださると嬉しいです！！これからも頑張って下さい٩( 'ω' )و (2022年7月27日 16時) (レス) @page38 id: 120242e6e5 (このIDを非表示/違反報告)
なっつん - いつも楽しくよんでます！リクエストですが、大西畑＋大橋くんで夢主？の取り合いするみたいな話を書いてくださると嬉しいです！！これからも頑張って下さい٩( 'ω' )و (2022年7月27日 16時) (レス) @page38 id: 120242e6e5 (このIDを非表示/違反報告)
おおかみ(プロフ) - 零さん» ありがとうございます！！新しいきょへさん！書いてみます！ (2022年7月8日 6時) (レス) id: 086f2b8b84 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます！ふらぺちさんのきょへちゃん大好きです！逆にこういつ紅一点ちゃんが、きょへちゃんと他の女の子との絡みに妬いちゃうとか、見てみたいです！ (2022年7月8日 6時) (レス) @page24 id: c709f3d84c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふらぺち x他1人 | 作成日時：2022年5月8日 23時
