Black ＆ White〜S E M I〜

ｘ１３ｘ ページ13

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しかし、それは長くは続かなかった。





「...........ここ、何処」





蝉「あ、戻ったんだ」





「！！貴方は....」





蝉「てめぇを殺そうとしてる奴。って分かるか(笑)」





「なんで、どうしてこんなところに居るの...？」





蝉「もう１人のてめぇが俺を殺そうとして此処に辿り着いたんじゃねぇか？」





「そん、な...」



Aは膝から崩れ落ちた。





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蝉「ってことで改めて殺りますか」





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Aに一歩づつ近づこうとしたとき足首に違和感を感じた。





足首を見ると岩西が足首を掴んでいた。





蝉「岩西...どうした？」





岩「もう、そこら辺で辞めとけ。蝉」





蝉「どういうことだ？殺すのを辞めると言いたいのか」





岩「...そうだ、」





その言葉は耳を疑った。



まさかそんなことを言い出すなんて。





蝉「だって依頼されたからには殺さねぇと、

それにお前、あいつに刺されたんだぞ！分かってるよな！？」





「え....私...が？」





蝉「あぁ、」





「どうしてこんなことに...」





岩「もう、辞めようぜ蝉。俺が悪いんだよ、お前を...この業界に入れちまったから...」





蝉「そんなの、もうどうだっていい、俺は殺す」

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