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第３０４話【あの日から３年】 ページ42
藍side
この四人で過ごすなんて久しぶりだ。
香澄も楽しそう。
食事が終わると嶺二がトランプを出してきた。
嶺「はい、ババ抜きやろうか！」
藍「…ベタだね」
嶺「！…っベタでもいいんだ！旅行に来たらババ抜きやらないと！」
藍「まあ、いいけど」
嶺「春歌と香澄ちゃんもやろうよ」
春「うん！」
夢「うん、」
そしてババ抜きを始めた。
でも、数分後。
嶺二が始めたのに眠いといい寝てしまった。
僕たちも寝ることにした。
布団が敷いてある部屋に行き、川の字になって寝転んだ。
そしてまた数分後。
誰かが起きた気配がした。
体を起こして見ると、香澄がいなくなっていた。
僕も起きる。
外に行くと和室の部屋の椅子に座ってる香澄がいた。
藍「香澄」
夢「藍君…」
藍「眠れないの？」
夢「うん…藍君も？」
藍「まあね」
夢「あれ？」
藍「ん？どうしたの？」
僕は窓側に行き香澄に聞く。
夢「こんな感じのこと前にもあったよね」
藍「そういえばあったね」
夢「…もう、あの日から三年も経つのか…色々あったけど楽しかったなぁ」
藍「そうだね、そう思えば僕たちすごいね」
と香澄の方に行き、言うと
香澄は立ち上がり
夢「うん！藍君のおかげて毎日がとっても楽かったし、すっごく幸せだった」
僕は香澄を抱きしめた。
藍「！…っ僕もだよ。香澄と今日までいれたことがとて幸せだったよ」
夢「…ふふっ。うん…」
僕は香澄から離れ、香澄を見つめた。
藍「これからもよろしくね」
夢「うん」
＿＿＿
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作者名：林檎 | 作成日時：2016年7月23日 12時
