今日:9 hit、昨日:3 hit、合計:47,132 hit
小｜中｜大
. ページ23
二学期になって八月
水「おはよう...」
聞き覚えはあるけど
元気のない声
水川くんが眼帯をつけて
学校に来た
水「僕、転校だって
寂しくなるな」
「そう...だね」
好意なんかとっくに失せていた
水「これあげる」
ペリドットがついたチョーカーだった
「ありがとう キレイだね...」
そう言ったらニコッと笑った
ロケットペンダントみたいに
中が開くようになってるらしくて
中を覗いてみると
「ひっ」
眼球があった
投げ捨てるとゆっくり拾って
動けない私の首につけた
水「これを捨てるってことは
僕を捨てるってことだからね」
怪しい笑顔を見せて
水川くんは転校して行った
別に捨てたって大丈夫
もともと付き合ってた訳じゃないし
でも取るのが怖くて
もう首が痛いのに
たいしたことないことで
自分を傷つけてるのは
私もだ
[自傷型]
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「芸人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藤蜜(プロフ) - 読んでくれて嬉しいです( ；∀；) こちらこそ更新楽しみにしています！ (2021年5月29日 19時) (
レス) id: 4001ada5be (このIDを非表示/違反報告)
RX-00(プロフ) - 最初のリリーさんのお話めっちゃ好きです！更新楽しみにしています！ (2021年5月29日 17時) (レス) id: 3a3a894a44 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藤蜜 | 作成日時：2021年5月16日 8時
