シャケ右詰め短編集 に！

SOS spshk ページ18

※ショッピ×シャークん
※軍パロ

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あーこれはまずい
非常にまずい
俺、ﾀﾋぬのかな･･･？
歴戦王と謳われた少年は柄でもなくそう思った

｢やぁ･･･お目覚めかな？｣

目覚めたばかりの頭に『牢屋の中』『こう束』の他に新しく『高身長の男』という情報が追加された
あー･･･俺もしかしなくてもやっちゃった？
今日の任務はショッピと2人できていたシャークん。離れるなと釘を刺されていたのにも関わらずトコトコひとりで行動して捕まったという現状
さすがにこの状況はまずい
手錠で拘そくされていたなら手首の間接外してできた隙間から逃げたけど･･･
シャークんは自分の手首を縛る革紐を見てガックリと項垂れた
革紐とかまじでありえねぇ！逃げれないじゃん！！いや、逃げられないようにしたんだろうけど、
てか手首めっちゃ痛いんですけど！？最悪まじでいやほんと、最悪。やだもう帰りたい
と、そんなことを思ってても顔に出さないのがシャークんという男なのだ

｢なぜ俺をここに？すぐにこ,ろせばよかったのに｣

そう。そうなのだ
わざわざこんな所に連れてこなくてもすぐに命を奪ってしまえば良かったのだ
というかむしろそうしてくれ頼むから
ごう問とか普通にやだよ俺
仲間想いが強すぎるメンバーのせいで拷もん訓練をしてないシャークんは怪我による痛みになれているとはいえごう問とかそういう類はてんでダメで、拷もんがありませんようにと願った
まぁ、顔には出さないが

｢余裕だな。さすが歴戦王と言ったところか？｣
｢･･･俺を知ってるんですね｣
｢ふっ、敵に対して敬語とは･･･君の上司はしつけがなっているようだね｣
｢ご主人様にそのように教育されてるもので｣

相手を挑発するようなシャークんの笑みに男は楽しそうに笑う
気に入った。
思わず舌なめずりをしそうになるくらい
こ,ろさないでおいて正解だった
全く怖がる素振りも見せない
それどころか自分を挑発するまだ成人にも満たない少年に興奮を抑えられない

｢･･･いい目だ。なんでも見透すかのようなその目。恐怖の色もない。むしろ楽しさの色も見える。君はこの状況を楽しんでいるね？｣
｢楽しんでるなんて、んなわけねぇよばーか｣
｢･･･？態度がさっきとは随分違うみたいだけど･･･。今君が置かれている立場を理解しているのかな？さっきみたいに俺を楽しませた方がいいと思うけど｣
｢まぁ最初はそのつもりだったけど｣
｢じゃあなんで･･･｣
｢助けが来たから｣

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