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Quatre-cent-quatre-vingt-dix-huit ページ17

『BLUEの優勝狙うなら、敵の情報仕入れておかないといけないと思うけど』

「!、皿をよそいなさい!」

「このクソヘタレ」



料理に関しては本当にわかりやすい
適当に先生の皿をよそい、アサヒさんの方に渡すと
嬉々として運んでくれるから
お任せして、一度休憩にしようと
テラスの方に向おうとした時


「…っ!」

「な!」

「そもそも俺出ねぇだろうが」


「何ですって?」




なんてやり取りが聞こえたけど
まぁいいや



『先生の料理の腕は凄いと思うけど…』



あのドヤ顔だけは腹立つし




ーーー




『…ふぅ』




ずっとつけていた
仮面を外すと、やっぱりこもっていたのか
とても涼しい


その時



〜♪



『来たかー』



取り出したスマホに覚えのある電話番号
テラスのドア鍵かけて来たし、まぁいいか


『はい黒翔』

“「俺だ」”

『ん、結果は?』






“「田所、アルディーニ、幸平に決まった」”





お、反逆者メンバーか





『負けたんだ?』

“「あぁ、まだまだだ」”

『なんか変わったね、アキラ』




前だったら、悔しい!って感じが
前面に押し出されていたけれど
今の声だけ聴いていると
絶対追いかけてやるっていう感じ



勿論悔しいのはあるんだろうけど





“「うるせえよ、それより決まった以上
今度はお前の番だ、A」”

『…』




堂島さん交えてアキラと話したときから色々考えた
色んな情報も入ってきてるし
BLUE始まっちゃえば、手出しをできる人が限られてくる

“恩返し”は絶対に成功させたい



だから





『アキラに少し嘘ついてたんだ』

“「…は?」”

『あぁ、アキラと言うより
遠月の人全員にだけれど』

“「…言ってみろ」”


否定から入らないだけ嬉しいね



『僕とアサヒさん、別に血のつながりなんて何にもないよ
ハッキリ言ったら赤の他人』



出来れば顔をはっきりと見て
言いたかったけれど
僕もBLUEまで仕上げる必要がある

想像以上に時間がなかったよ


一方、言われたアキラは
数秒間詰まったようだけれど
色々今までの事を整理できたのか





“「お前…期末はフェイクかよ…」”

『はは、あったりー!』

“「調子乗んなバカ」”




さっすが、頭の回転は速いアキラ
アサヒさんの事をだまって今まで行動していたわけ
十傑が探してもイマイチ見つからないノワール


僕がアサヒさん側に協力している、って事に結果がいき着いたらしい


“「で?、お前はなんでそんなことしたんだ」”


わざわざそんな事を聞いてくるって事は大丈夫かな


『…あの人ね、ノワールにいるべき人じゃないんだ』

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blu (蒼)(プロフ) - 雑食の腐女子さん» 「あら、えりなばっかりじゃなくて私の出番もちゃんと見てってね」 (2021年11月1日 10時) (レス) id: 55c7ca7037 (このIDを非表示/違反報告)
雑食の腐女子 - とても面白かったです続き楽しみにしています (2021年10月28日 9時) (レス) @page3 id: 1927aaa4c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年10月27日 6時

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