検索窓
今日:19 hit、昨日:7 hit、合計:24,855 hit

CInq-cent ページ19

“「じゃあ、こっちの事は任せろ」”

『うん、よろしくね』

“「ノワール応援するっつうのも妙な感覚だな」”

『はは、ややこしくてごめん』



総帥業務はもう新戸さんや薙切家の人たちに任せて来たから
本番まで帰らなくても報告してるだけでいい


アキラも動いてくれる事になったし
全部終わった後、ノワールとしてまた動けるようにするための準備も
段々整いつつある



いったん戻ろ


ーーー


「お、帰って来た」

『あぁ、総帥さんはやっぱり』



キッチンに戻ってみると
先生の料理を口にしたえりなちゃんはやっぱり
やられちゃったようで



『あの人性格悪いけど腕はたしかだからねぇ…』

「それと同じ料理を使ってるお前なんだよ!」

『まぁまぁ、で?
総帥さんはなんか飲む?』




まぁ答えられないえりなちゃんに適当に
ブレンドしたハーブティーを出せば
受けとってはもらえて




「ふん…」

『…ツンデレ?』

「なっ!」

「やめとけサク、姫初心だから」

「ううううう、うるさいわね!」




なんか、えりなちゃんここの空気に馴染んでないかな?
まぁいいや



「それよりお前、コピーは出来たのかよ」

『両手は無理ですけど』

「…?」




BLUEの為に用意してきた、というより
アサヒさんと約束した、クロスナイブス
両手で別々とは難しかったけど
両手で一本なら出来るようにはなった



おっと



『総帥さんいいんですか』

「いいんじゃね?」

『あらま』



今の遠月の執念深さは舐めない方がいいと思うけど
アサヒさんよっぽど自信があるみたいんで


『やりますか?、BLUEも近いですし』

「おー、オッサンだけじゃなくて
BLUEにでるノワールツートップの力も姫に見せてやらねえとな」

「ふん、いくら口で言ったところで
全ては皿の上ですわ!」




その後は勿論
えりなちゃんにアサヒさんと皿を作って食べてもらうと
先生の時と同じような反応で



「さっすが、俺の右腕!」

『サージェさんに怒られるんで勘弁してください』

「ひで〜」




嬉しそうなアサヒさんに
心の中で一回だけ謝った



ーーーーーーーーー



「いよいよですわね」

『うん、失敗は出来ないな』

「また背負いすぎですわよ」




『…ごめん』


「私含め、きっと汐見教授も葉山君も
Aさんもサクさんのどちらの皿も楽しみにしてますわ」


『うん、二人からメールもらった』



僕の部屋で最後の打ち合わせ
3日後の夜、BLUEが始まる



「司先輩には少々注意してくださいね」

『まぁ、バレたら全力で逃げるよ』



頑張ろう、恩返し

Cinq-cent-un→←Quatre-cent-quatre-vingt-dix-neuf



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
86人がお気に入り
設定タグ:食戟のソーマ , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

blu (蒼)(プロフ) - 雑食の腐女子さん» 「あら、えりなばっかりじゃなくて私の出番もちゃんと見てってね」 (2021年11月1日 10時) (レス) id: 55c7ca7037 (このIDを非表示/違反報告)
雑食の腐女子 - とても面白かったです続き楽しみにしています (2021年10月28日 9時) (レス) @page3 id: 1927aaa4c8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2021年10月27日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。