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Trois-cent-quatre-vingt-six ページ3

そのままアキラと話しながら歩いていると
ちょうど部屋の方向的にここで正反対に別れるらしい


『じゃあアキラ、また明日』

「あぁ、無理するなよ」

『もうしないよ』


心配されるけど一応僕の方が年上だからね

自分の状態は一番よく分かってるし、
結構意欲は残ってる
でも、明日も勝負だし
さっさと寝ようかな

途中の自販機で水を買って
僕の部屋に戻ってくると…



「よ、」

「久々のご兄弟の会話は如何でして?」

『なんでいる、』


特にリオ、
君仮にも女の子だろ


僕の部屋で寛ぐ2人
あれ、さっき帰らなかったっけこの人ら



すると、


「最初はこの男を自身の部屋に放り込もうとしたのですが…」

『?…うわっ!』

「ふん、及第点だな」


リオの方を向いた瞬間
なんとなく嫌な感覚がして咄嗟に手を向けると
バシッと先生のスマホが僕の手にぶつかった



『痛、どこから見えてんですかったく…』

「この爺グラス投げてもキャッチしますからね」

「うるせえ、とっとと中みろガキども」



どうやらそのスマホが要件のようで
電源がついたままだ


『…わー、食いつくの早い』

「一度、詳しく話しておくべきかと思いましたので
Aさんにこの爺の世話させるわけにはいきませんわ!」

「誰が爺だこのヤロウ」

『リオだったら野郎じゃないでしょう』

「…チッ」




WGOがノワールについて調べ始めた



『じゃ…少しまとめようか
“恩返し”』

先生もいるって事は多少なりとも手伝ってくれるんだろうし…あとは、言い出しっぺが動かなきゃね


ーーーーーーー
次の日


-ガバッ!



『…ッ!』



無意識に寝ていたのか、寝落ちしたのか知らないけど
ふと急に目が覚めて起き上がると


目の前のローテーブルにごちゃごちゃと昨日のメモ書きが散乱してた


『…なんか、実験してる時の潤さんみたいだな』


資料とか床にぽんぽん投げて…僕やアキラに怒られてるし

なんて、覚醒しきってない頭でベッドの時計を見れば、まさかの8時

いつもは6時半には起きてるんだが…
遅刻する恐怖観念で目が覚めたみたいだ



『やべ、以外と時間ない』




準備して、朝食べて、対戦相手に挨拶行って…
司たちは今回こそギリギリまで休ませないと
今日で最後なんだから、疲労も溜まっているだろう




『とにかく急げ急げ、』



急ぎで最低限の身だしなみを整えて部屋のドアを少し大袈裟に開けると…


『え…何アレ』



突き当たりの廊下を目の下に色濃いクマを抱えた田所さんが歩いていて
大丈夫なのか、反逆者側…?


少し心配してしまった

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blu (蒼)(プロフ) - ぷるさん» 「どーも!!、漸くオレの出番なんで、ちゃーんと食ってってくださいよ!」 (2021年4月28日 8時) (レス) id: cb665f2842 (このIDを非表示/違反報告)
ぷる - 続編おめでとうございます!これからワクワクして待ってます! (2021年4月26日 7時) (レス) id: 39613b56f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年4月26日 2時

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