8éme livre Mort de 3éme année

Trois-cent-quatre-vingt-quatre ページ50

「たしかに、俺らの立場は特殊だろうな」

『…うん』



僕の手の上に自分の手を置いたまま、
正面の窓に浮かぶ月を見ながら言うアキラ


「だが、それに見合うだけの努力をして来た」

『したかなぁ…』

「お前一年の選抜の後泣きながら潤の為にって料理してただろうが」

『…なんで知ってんの』

「見てた」

『!?』

あの時見られてた…!?
恥ずかしくて、顔が赤くなる


「顔真っ赤だな」

『…うるさい』

「はは、」



なんか、此処で再会した時にアキラ照れたし
やり返された気分だ…

すると、アキラが立ち上がる


「ガキの頃から世話になって
ようやく近くに立てるようになったんだ

Aが自分の努力を認めねぇなら俺が証明してやる」



あ、この言葉…


「俺はお前と潤のおかげでここまで来れた

だから、

俺がお前の努力の証明だ、A」


見上げる僕の前で
アキラがこちらに手を伸ばして
とてもカッコいいセリフを言うもんだから



『はぁー…』

「おわっ!」


ｸﾞｲｯとその手を引っ張ると
僕の顔が見えないように、弟を抱きしめる


『いつの間にそんな格好良くなったのオマエ…』

「はっ、離せ!」

『選抜の時公衆の面前で僕に抱きついたくせに』

「いつの話だ!」

『数ヶ月前の話だよ…ｸｽｸｽ』



どうやら僕の弟は知らない間に成長していたようで



『アキラ』

「…何だ」




『汐見ゼミ(僕ら)は最強、だよね』


「…あぁ

すぐ隣に立ってやるよ、A」



『ふふ、じゃあ兄としてもっと引っ張れるようにならないと』





ありがとう、
また頑張れる力をくれて





Alla fine il problema è stato risolto
(やっと問題が全部片付いた)

D'ora in poi, andrà avanti e avanti
(これからはどんどん進んでいくよ)

eh?, Per favore non andartene？
(え？、置いていかないで?)

Sta aspettando lì!
(ここまでおいで!)

Forse ... potrebbe finire per andare da qualche parte?
(もしかしたら…彼は違う所に行っちゃうかもね？)




(Continue 9éme livre)



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そろそろ
伊文ネタが尽きそうです笑

改めて読み返してみると
オリジナルが少し変で何書いてんだコイツ?と意味のわからん事になりがちですが

とりあえず、ここまで続けられたのはデカい!
…って事で意欲を保ってます

やっと豪の皿ネタをかけた駄文作者ですが
また来て下さると嬉しいです


改めて



お気に入り102名様
そして約14,800hit


ありがとうございました！


『Fai attenzione al raffreddore』


蒼(blu)

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