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『…で？』
「死神さんが本気で抵抗なされば
流石の僕等も少し苦労してしまいますので
魂さんに細工をさせて頂いて
そちらを差し上げました
そちらは少しずつ魔力が排出されるようになっておりまして」
『それで、小さくなったってわけ、か』
「でも、元は俺達の故郷の珊瑚の海の特産品だからねー」
まぁ、彼らなりのい言い方に合わせるとしたら
僕が勝手をしないようにするための担保、ってところかな
『魔力切れが続くってわけじゃないんだろ』
「ええ、水準を決めてありますので」
これで大体は理解した
「とにかく、小エビちゃんとの契約が決着つくまでだからさ
俺らと一緒でよろしくね〜」
『つっても、僕ほとんど厨房にいるだろうから
あまり君たちが起きている間に帰って来れないかもしれないんだけど』
「ご安心を、毎回厨房までお迎えにあがりますよ」
『えぇ…』
ーーー現在ーーー
あの後、潤さんに魔法を仕掛けたってワケで
二人とも一発げんこつさせてもらったけれど
言葉どおり、目の届くところに居ろって事で
毎日って言うレベルで厨房の方まで顔を出すようになった二人
前程厨房にいる時間が少なくなって
ここ数日はオンボロ寮で何もせずに寝るか
ルセット作るかが常套になってしまった
オマケに、
潤さんが特に落ち込んだ影響か
僕になるべく迷惑かけないように、って双子のいう事結構聞いちゃってるみたいだし
アキラ巻き込みで
『改めて一人の時間が増えるとなかなか…』
少し寂しい
聞いたところによると
ユウさんがした取引っていうのが
アズール君達の故郷、珊瑚の海の博物館からあるモノを取って来いって事で
住居に関しちゃ、
なんとサバナクロ―寮のレオナ君の所に転がり込んだとか
とりあえず、野宿とかにならなくて何よりだよ
すると
「カスザメくーん、いる―？」
『さっき帰って来たからいないわけがないでしょうが』
「いや逃げ出してねえかと思って」
ｶﾞﾁｬﾘ、と盛大にドアを開けて入って来たのはフロイド君
うん、キミらの語彙の物騒具合はもう放置しておこう
『で、何かあった？』
とりあえず用件を聞いてみれば
「俺らの故郷行こ〜」
『…は？』
ーーーQuoi?ーーー
[オマケ]
「最近、食堂の提供スピードが少し遅くなったと
一部で噂になってるそうですが？、学園長」
「それがですねぇ…
A君オクタヴィネルの件に巻き込まれてしまいました!」
「…彼も大変だな」
「オ゛ァ〜」
ーーー
『…ﾊｯｸｼｭ』
「おや、風邪ですか」
25Nous avons dans la mer［海の中に行こう］→←・*
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blu (蒼)(プロフ) - 錨絡さん» 「えー、アズールみたいに悩み解決する人が呪うのー？、どっかに篭ってるんじゃなくて...って言ったらまた怒られるか」 (2021年9月25日 4時) (
レス) id: 393a0fabbd (このIDを非表示/違反報告)
錨絡(プロフ) - レオナ先輩いいなぁ…！アズールくんが出ないのは呪いだと思ってます。ツムツムイベント頑張ってください！ちなみに私は海の魔女アースラスキル4でアイテム使用で何とか乗り切りました。楽しかったです…！！！！ (2021年9月24日 8時) (レス) @page1 id: b3cb4375d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2021年9月23日 5時
