Le rêve de Mort【t.w.s.t.×食戟のソーマ】

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休憩も終えて、
昼食の仕込みまで少し時間ができた



「お前さんこれからどうする」

「僕らと遊ぶか〜い？」

『……折角なんですけど学校内散歩してきてもいいですか？』



なんせ此処とオンボロ寮までの道しか把握していないので、というと、
さっさと行ってこい！って調理室から追い出された



『さて…何処に行くか』



今の時間はそろそろ1限が終わりそうって感じ
あまり戻らないのも悪いし、時間的にも一日一ヶ所って所かな


すると…


『お、潤さんお帰り』



オンボロ寮にいた潤さんが帰ってきたと思ったら
やけにソワソワしてるっていうか……
挙動がおかしい



『え？…なんかあったの？』

ｰﾌﾖﾌﾖ!?

『…うーん、分かんないな』

ｰﾋﾞｭﾝ!

『あ、ちょっと!』




一番楽なのは喋ってくれるとありがたいんだけど、
いまいち上手く通じない事に苛立ったのか
ついて来て！と言わんばかりに飛んでった




『…とりあえず、追いかけよっか』

ｰﾌﾖ






ーーーーーー




『っと、ここは…植物園?』



潤さんを追いかけてやって来たのは植物園
確か近くには魔法薬学の教室もあったから
いろんな草花が咲いている



…色々香りが混ざって頭痛くなってきた




『おーい、潤さんどこー』




誰もいないと思ってある程度声を上げて歩き回っていたら…



『あ、いた…って』





ｰﾌﾖﾌﾖ!

『そういう事ね……




大丈夫、
寝てるだけだよ』





見覚えのある顔がいた、



確か…サバナクローの寮長だった子だ

多分、潤さんはこの子を見つけて倒れてるって勘違いしたんだろう

ジロジロ見るのも失礼だから、少しだけ離れた位置で様子を見る





『…にしても獣耳ってのはなかなか不思議な』



最初カチューシャかと思ったわ…
本当にここは色んな人がいるよね

まぁのんびり寝てる時点で褒められたものじゃないけれど




ｰﾌﾖﾌﾖ

『ん、花の香りに興味ある?』

ｰﾌﾖﾌﾖ

『流石だね…じゃあ今日は植物園見て回ろうか』





音を立てないよう、ゆっくり立ち上がる





ｰﾌﾖﾌﾖ

『え、起こさないのかって？』

ｰﾌﾖﾌﾖ

『だって、僕も学生時代たまにサボってたし…』

ｰﾋﾞｭﾝﾋﾞｭﾝ！

『わかったわかった！』




一息ついて、一度目をゆっくり閉じた後






ｰｿﾞｸｯ





「っ！….……テメェ、いつの間に」





『おお、一瞬で距離を取るとは




流石ライオン、危機察知能力は人一倍だね』






シンプルに僕が料理する時の100%をぶつけてみた

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