Le rêve de Mort【t.w.s.t.×食戟のソーマ】

4 Forte personnalité［個性が強い］* ページ37

(シナモンの花言葉をしっていますか？)

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『おはようございます』

「結局ゴーストの俺らより早く来るとは…」

「ちゃんと寝たかーい？」

『はは、大丈夫です』



まだ日の上らない夜明け前
朝食の準備の為に静かにオンボロ寮を出て来た。
二人に昨日つくったルセットを渡し、それぞれが作業にかかる中



「それよりお前さん、お付きが増えたな」

「さっきから片時も離れないね〜」

『ほんとはもう一人いるんですけどね』




そんなことを聞かれた
ビュッフェ用のサラダを作りつつ
調味料の方でふよふよ確認してるアキラ、の方を見る


彼らはまね妖精から生まれたものだから、彼ら自身の魔力が切れる直前になるとバングルに帰るけど、鎌とは違って持続力がかなりあるのか結構出てきて僕の周りを遊ぶことが多い




『アキラ、ドレッシングに卵黄、アンチョビ、すりおろしたニンジン、玉ねぎ、だとしたら何が合う？』

₋-ﾌﾖﾌﾖ


『やっぱりオレガノだよね』

「魂でも料理できるんだねぇーヒッヒ！」

『僕の弟です』




本当は潤さん、もいたんだけど…




今朝、オンボロ寮を出る時に通った談話室のところで




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『(あれ…エース君？)』

ｰﾌﾖﾌﾖ!

『(え、潤さん、残るの？)』

ｰﾌﾖﾌﾖ!

『(分かった、昼は一緒に作ろうね)』


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みたいな感じで潤さん、はオンボロ寮に残った



『多分、保護者精神なんだろうなぁ』



僕らよりかなり年上だし、
あと…



『あの首輪何だったんだ？』





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無事に仕込みも終えて朝食の時間



「サラダあと5皿〜」

『追加出来てるよ、』

「肉をよこせ、と！」

『せめて料理名言って！?』



生肉投げてやろうか、なんて思ったけど
こちとらプロの料理人名乗ってる以上そんな事はしたくない

けれど、

昨日の夕飯である程度把握出来たから
少なくとも昨日よりはうまくこなす事が出来た







ｰｺﾞｰﾝｺﾞｰﾝ






「ふぃ〜終わったねぇ〜」

「俺らも飯にしよう」

『お疲れ様です』




午前の授業が始まる鐘が鳴り
授業も始まったから

ゴースト達と朝食を食べる




「お前さんメインはなんなんだい？」

『一応メインはイタリア系ですけど、スパイスも勉強してましたよ』

「どうりで香りが違うわけだ〜ヒッヒ」

『ゴーストって香り分かるんですか？』

「なめちゃいけないよ」「なめるな」

『…ご、ごめんなさい』



そういや、調理中もアキラがタイミング見て教えてくれたし…

そういうものなのか

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