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『戻りました』
「おかえり〜、ヒッヒ」
「見つかったか?」
『結構いろんな国のルセット本とか見て来れたんで、また今日メニュー作ります』
「根を詰めすぎるなよ」
図書室から帰ってくると、そろそろ夕食の仕込みを始めようかといったばかりのいい時間
ちなみに真っ赤だった魂くんたちはしばらく時間を空けるといつものうすぼんやりとした水色に戻っていた
『あ、そうだ…今日の夕食後生徒がここ使いたいらしいので朝食の仕込み一緒にできます?』
「構わないが…何を作る?」
「もうレシピ作ってるのか〜い?」
『ええ、いくつか』
「さすがだな」「凄いね〜」
ゴーストたちは僕の事をほめてくれるけど
遠月にいたら同時進行出来るくらいじゃないと講師なんてやってらんないよ
『僕より凄い人はいっぱいいますから…さ、夕食の仕込み始めましょうか』
「おう」「今日はどんくらい減るかね〜」
−−−
夕食の時間が始まった
「おお、今日はキノコが多いね〜」
『ちょっと試したくて…」
「なのに相変わらずの減りよう…凄いな、お前の腕」
『ありがとうございます…ふふ』
食材保管庫を見てたらキノコが多かったから、考えていたキノコ料理を今日は大目に作ってみたけど…
『忙しくてオクタヴィネル寮の様子見に行けないや』
「ん?オクタヴィネルがどうかしたか?」
『あ、いえ』
さすがに三人態勢だと夕食の時間は無理だったね
すると、
-フワフワ
『ん?』
調理場をふよふよしていた潤さんが何かを言いたそうに僕の肩へやってくる
-フワ
『え、潤さんが見てくるって?』
-フワ!
『そう、一応アキラと一緒にお願いしてもいいかな?』
-フヨフヨ!
『ごめんごめん…そんなに怒らないで』
潤さん一人じゃ危なっかしいから何とか宥めすかして二人を送り出したところで
ーコンコンコンコン、
礼儀正しい四回ノックが聞こえてきた
「お前がここの主になってから来客多いな」
『え、そうなんですか?』
「夕食の時間は寄り付くこともほぼなかったからね〜」
ゴーストたちに答えながらも入口の方へ歩いていく
礼儀正しいってことは…まさかリドル君か?
また何かやらかしちゃったかな
少し心の中で焦りながらも入口の扉を開くと
「失礼、Aさん」
『あれ、ヴィル君』
向こう側にいたのはヴィル君と、
「はじめてお目にかかるね、roi de cafétéia」
『…僕は王じゃありません』
金髪の男子生徒がもう一人いた
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データ消えたぜ(´;ω;`)
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blu (蒼)(プロフ) - ぷるさん» 『Benvenuto nel mio mondo(僕の世界へようこそ)…ってこれは怒られるか…あはは』 (2021年1月8日 21時) (レス) id: a91d8e524c (このIDを非表示/違反報告)
ぷる - 黒翔君のシリーズ?大好きです!これからもがんばってください! (2021年1月7日 17時) (レス) id: f025ecfe59 (このIDを非表示/違反報告)
blu (蒼)(プロフ) - ネコマタさんのちょびひげさん» 『ありがとう…楽しんでもらえると嬉しいな、farò del mio meglio(頑張るね)』 (2020年12月29日 10時) (レス) id: 2e5206d1d6 (このIDを非表示/違反報告)
ネコマタさんのちょびひげ - 初見からなんですけど、素敵な作品ですね!!応援してます( ゚Д゚)ゞ (2020年12月26日 16時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
blu (蒼)(プロフ) - 悠羽さん» 『あれ、君もこっち来ちゃったの?…戻った時、一緒にあの人に怒られようね…笑』 (2020年11月18日 5時) (レス) id: 2e5206d1d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼 | 作成日時:2020年11月12日 8時