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(Ichiro)
『「2号車に向かう途中でして」』
「でしたらこっちの方ですね…
丁度さっき富士山も見えた所ですし」
『「へぇ…願掛けでもしようかな」』
「ｸｽｸｽ…応援してます」
結局、玖珂さんが全部話して
ひと段落ついた所で相手から離れれば
-ﾌﾟｼｭｰ
『ふいー、お疲れさん、一郎君』
「….」
『いや、君反応ウブやな』
「なっ！？」
『彼女とかおらへんの？』
「さっさと簓さん達の方戻りましょう！！」
『ごめんごめん』
ケラケラと笑い出した玖珂さんを
引きずりつつ
車両間を移動して、席に戻った
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Side you
「おかえりんごの角切り〜」
『あ、りんご食いたいわ』
「…盧笙！」
「持っとるわけないやろが！」
「りんごは旅のお供やろ！」
『いやそれ千差万別すぎるやろ』
「…」
まぁ恒例の簡単な漫才を交わしつつ
席に戻ってくれば
「一郎君、顔赤くないか？
体調悪いなら気をつけろ」
「い、いえ！」
さすが教師
盧笙君が気づいたようで
すると
「いや、その顔はシロがなんかやらかしたんやろ
おおかた、これから結婚申し込みに行くとか
言ったんちゃう？」
「…っ」
『一字一句まんま過ぎて草なんやが』
「ま！」
イェーイとノリの良い簓君はとりあえず置いといて
「シロさん、あまり未成年を揶揄わない」
『ごめんて、で
あの車両から誰か出て来た？』
とりあえず本題を聞いてみれば
「いや、誰も出て来てない」
『っつー事は…
あの人やな』
「おっ！
もう把握か！」
「あんな会話で分かったんすか！？」
信じられん、と言わんばかりの一郎クン
まぁ…
『株の話して、結婚の駄弁りしただけやけど…
ぶっちゃけ最初からある程度の目星はついとったんよ』
「じゃあ…俺が女装するメリットって…」
『え、オモロいから』
「ブハッ！！」
「一郎君…なんかごめんな」
「いえ…」
ゲラゲラと腹抱えて笑う簓君と
ぽん、と一郎クンの肩を叩く盧笙君に
呆然とする一郎クン
『いや、だって
天下のTDDやで？
そないな野郎の女装とか見てみたいやん』
「さっすがシロ！！」
『うぇーい』
まぁ茶番はここまでにしといて
『はよ止めんと
まじもんの爆弾やったらヤバいんで
今度は全員で行こか
なんかあったら、よろしゅ』
「は、爆弾…？」
なんかまた怒られそうな気配しよるから
さっさと移動させたボクは多分間違っとらん
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blu (蒼)(プロフ) - 紫響さん» 『連絡おおきにな、最近ウチの駄作者頭ポーンしとったんやけど、最近の簓君達見てまた作っとるんよ、もーちょい待ってくれるとありがたいわ』 (10月12日 20時) (
レス) id: 09b430d25a (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - 初コメ失礼します！次の話がパスワード入れないと読めなくなってて困ってます💦 (10月12日 20時) (レス) @page50 id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
blu (蒼)(プロフ) - 「ったく、ケツ叩いて起こさねえとすーぐダラけやがる、おいちゃんから伝えとくぜ、ありがとよ」 (2023年5月5日 18時) (レス) id: 32bbfb5af2 (このIDを非表示/違反報告)
めろり(プロフ) - はじめまして。続き楽しみにしてます。 (2023年5月2日 22時) (レス) @page45 id: 381da42470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2022年1月30日 10時
