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どこまで話してええやろね
オッサンは何やら膨大な秘密を抱えまくっとる
俺がそこにちゃちゃ入れるのもダメやろうしな
数秒考え、弱みにならない程度に収めることにした
『キミらの目の前で池ポチャした事件
左馬刻クンの部下…火貂組やったっけ？
もともと、ボクはその相方の方の殲滅頼まれとったのよ
あのコらが取引しとったの、キミの組やったらご法度やしな』
「組の事も調査済みか」
『情報は武器になるんやで
案外力にもなるもんや』
火貂組
女性が主のこの世界で
前のトコとあまり遜色のない組やけど
たしか、組長さんが意外とまともな人で
ぎりぎりのラインを見極めてる感じやったな
…調べただけで会った事ないんやけど
『ともかく、俺があそこにいたのは
キミんトコの部下の取引相手をつぶしたい奴に
頼まれたから、
そないな奴がおるのは裏に決まっとるやろし
それでごたごたしとるうちに簓君トコのオッサンに会うたのが最初で
そのまま簓君のストーカー退治頼まれてん』
「天谷奴零さん、でしたか」
『せやせや、流石にほかのグループの事は知っとるやろ？』
嘘は言っとらん
事実、盧笙君家で飲み会しとった時
テレビのニュースに流れた犯罪グループの逮捕報道
コンビ二人はへーって
普通の反応しとったんやけど
俺がギギギって原因の方を見たら
あのオッサン知らん顔してビール煽っとったからな
おそらく、俺なんかの手を借りんでも
自分で潰すことも出来たんやろう
『ま、とにかく俺の目的はキミらの偵察やない
たまたまあそこに居合わせたのも偶然ってやつ』
「あれだけ煽り散らかしておいて？」
『昼に入間サンと遭遇してしもたしな
変装道具も持っとらんかったし
毒島サンに気づかれたのが想定外や』
俺の十八番やったのに、というと
毒島さんがうなづいて
「貴殿の気配は確かにわかりづらい
あの日見つけられたのは、月明かりに照らされていた
髪色のせいだろう」
『やっぱりかー−−』
「ンな色でスパイなんて出来るわけねえだろ」
『せやから普段お仕事時は変装しとるの』
だいたい話が関係ない方向に流れてきた
そろそろ先に移らんとな
『俺の方はこんな話や、話題移してええか』
「…いいだろう」
『この先の話やけど、
まずは、キミ』
「!」
俺の言葉にﾋﾞｸﾘと反応を見せたのは
そっくり君で
『このまま中王区におるわけにもいかんやろ』
「あ、でも」
「そもそもテメェはなんで中王区にも目つけられてんだ」
『俺がハッキング仕掛けたから』
MTC全員からありえへん目をもらいました
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blu (蒼)(プロフ) - 紫響さん» 『連絡おおきにな、最近ウチの駄作者頭ポーンしとったんやけど、最近の簓君達見てまた作っとるんよ、もーちょい待ってくれるとありがたいわ』 (10月12日 20時) (
レス) id: 09b430d25a (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - 初コメ失礼します！次の話がパスワード入れないと読めなくなってて困ってます💦 (10月12日 20時) (レス) @page50 id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
blu (蒼)(プロフ) - 「ったく、ケツ叩いて起こさねえとすーぐダラけやがる、おいちゃんから伝えとくぜ、ありがとよ」 (2023年5月5日 18時) (レス) id: 32bbfb5af2 (このIDを非表示/違反報告)
めろり(プロフ) - はじめまして。続き楽しみにしてます。 (2023年5月2日 22時) (レス) @page45 id: 381da42470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2022年1月30日 10時
