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最悪のタイミングに、最悪の出会い方
この二人相手に今の俺じゃ、確実に無理だ
「随分引っ掻き回してくれたじゃねーの」
『....ｺﾞﾎｯ.....ﾊﾊ』
「あ？、何笑ってんだ」
こんな所まで追いかけてくるとは
ほんとに...
『ストーカー、かよ....ｹﾞﾎｯ』
「....ようやく本性出しやがったな」
ニヤリ、と悪人ヅラで笑う左馬刻君
ヤクザ相手に言うなんて
頭打ってどうかしたとしか思へえんけど
君らの方が警察向いてそうだよね
『...ｹﾎｯ』
チラリと引き上げた彼を見ても気絶したまんまだし
上には簓君や盧笙君を残してきてる
戻らないと
『....ッ』
「ほう...まだやんのか」
「その身体では、マイクの起動も出来ないだろう」
一度普通の状態に戻したマイクを構えると
ﾋﾟｸﾘ、と反応を見せるMTCのふたり
確かにヒプノシスマイクの使用は精神的にも
体力的にも色々消耗していく
だけどさぁ
『だから....?』
「!」
ｰｷｨﾝ!
起動させて、スピーカーを出した俺に
二人の目が少しだけ開いたのがみえる
こちとら人生掲げて日本の安全のために
組織を壊滅まで追い込んだんだ
こんな事で折れる程やわじゃないんだよ
「まだ起動できるのか、やるな」
『うるせ...ぇ』
まぁ、完全に解決する前に焼かれたんだけどさ
すると
「理鶯」
「あぁ、承知した」
『....っ』
毒島君が前に出た事で
来るだろう攻撃に注意を向けると
「貴殿も、銃兎と同じ警察官だったな」
『...は、ぁ』
いつまで経っても自身のマイクを
起動しようとしない毒島君
しかも別の話題始めたし
『それが?』
だからどうした、と睨んでも
気にせずにふむ、と頷いた彼は
「先程の身のこなしは見事だった
ぜひ、一度手合わせ願おう」
『...まさか、』
「行くぞ!」
『!?』
ここに来て肉弾戦しろってか!?
止める時間も逃げる間もなくて
突っ込んでくる毒島君に
急いで自分のマイクを投げ捨てる
ｰｶﾞｯ!
「弱体しても尚止めるか....鍛えているな」
『おっも....っ!!』
咄嗟に振りかぶられた拳を避けて
手首を掴めたのは良かったんだど
軍人相手に純粋な力比べで俺が勝てるわけもなくて
踏ん張った足が離れたら一瞬で持ってかれそうだ
その時
「だが、小官には届かん」
『ッ、くそっ!』
掴んだ手首をひっくり返された事で
逆に俺の手首を掴まれてしまって
距離が取れないまま
『....っか、は...!』
「...小官の勝利だ」
鳩尾に一発、重い一撃を喰らってしまって
俺の短い足掻きも無駄になった
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blu (蒼)(プロフ) - 紫響さん» 『連絡おおきにな、最近ウチの駄作者頭ポーンしとったんやけど、最近の簓君達見てまた作っとるんよ、もーちょい待ってくれるとありがたいわ』 (10月12日 20時) (
レス) id: 09b430d25a (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - 初コメ失礼します！次の話がパスワード入れないと読めなくなってて困ってます💦 (10月12日 20時) (レス) @page50 id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
blu (蒼)(プロフ) - 「ったく、ケツ叩いて起こさねえとすーぐダラけやがる、おいちゃんから伝えとくぜ、ありがとよ」 (2023年5月5日 18時) (レス) id: 32bbfb5af2 (このIDを非表示/違反報告)
めろり(プロフ) - はじめまして。続き楽しみにしてます。 (2023年5月2日 22時) (レス) @page45 id: 381da42470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2022年1月30日 10時
