・（ちょいと注意） ページ11
(ちょいと捏造注意)
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Side you
全部事実をぶちまけて
暫く二人が整理出来る様に黙っていると
「...なぁ」
ようやく簓君が口を開きかけた時
「ふふふふっ!!」
「「!!」」「...ｯ」
『そういや、敵の前だったねぇ...』
まぁ、このぶちまけを
お姉さんも聞いていたという訳で
「いいわぁー....懐刀君!」
『ロックオンされちゃった』
ニコニコと、底の見えない笑い方をするお姉さん
....怖いってマジ
すると
「あなたには、一体どんな記憶があるのか
じっくりお話させてちょうだいな？」
『....っ』
-ｽｯ
マイクを構えたお姉さんを見て
いつでも応戦出来る様に俺のマイクも構えた時
「そこまでや」
「ちょいと待ったー!!!」
『!!』
「なぁに貴方達...」
後ろから伸びてきた2本の手に
肩を掴まれたと思ったら
グイッと後ろに押されて
反対に二人が前に出た
『二人とも...』
「いやーウチのモンがえらい粗相をしてしまった様で!」
「簓、お前はなんでこないな時まで
ふざけてんねん」
「ふざけとらんわ!」
オイこの状況でネタ始めんなよ
お姉さん不機嫌、って顔に書いてるぞ!?
『...ちょ、「せやけどな」
割り込もうとした時
急にストンと声のトーンが落ちた簓君
「まだコイツのネタ、全部聞いとらんねん」
「...俺は礼すら返せてへん」
そんな風に...
「せやから、まだウチの懐刀
そちらさんに差し上げるつもりはあらへんで!」
「そもそもAはずっと俺ら守ってくれとった
アンタらに捕まる理由があるなら
仲間の俺らにもきっちり話通してもらおうか!!」
ドヤ顔で笑う簓君と
真面目にキメる盧笙君
『......ﾊﾊ、』
「....」
ちょっと泣きそう
彼が、小さな声で笑い出した俺を見てるけど
今は猫をかぶる程余裕がないや
こんな異常事態、ってのもあって
仲間に割って入るつもりはなくて
外からその元気を貰えるだけで十分だった
なのに
ウチのモンやら懐刀やら
最終的に仲間だ、とまで
いつの間にか...決めた線の中の彼らから
手を引っ張ってもらって
俺もその中にいたらしい
「やったろやないかい!!」
「ふふ、受けて立つわよ」
-ｷｨﾝ
そうして俺と彼を庇うように
互いがマイクを使い出した
けど
「「...っ!!」」
「....ﾏｽﾞｲ」
『あぁ』
あのお姉さん
2vs1をもろともせずに余裕すら見せる
こんな事に巻き込んだのは俺だ
『何か...っ』
何かないか....!!!
その時
-ﾎﾟｰﾝ
『スマホの通知音?』
場にそぐわない
穏やかな音がした
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blu (蒼)(プロフ) - 紫響さん» 『連絡おおきにな、最近ウチの駄作者頭ポーンしとったんやけど、最近の簓君達見てまた作っとるんよ、もーちょい待ってくれるとありがたいわ』 (10月12日 20時) (
レス) id: 09b430d25a (このIDを非表示/違反報告)
紫響(プロフ) - 初コメ失礼します！次の話がパスワード入れないと読めなくなってて困ってます💦 (10月12日 20時) (レス) @page50 id: b7abaf5ff0 (このIDを非表示/違反報告)
blu (蒼)(プロフ) - 「ったく、ケツ叩いて起こさねえとすーぐダラけやがる、おいちゃんから伝えとくぜ、ありがとよ」 (2023年5月5日 18時) (レス) id: 32bbfb5af2 (このIDを非表示/違反報告)
めろり(プロフ) - はじめまして。続き楽しみにしてます。 (2023年5月2日 22時) (レス) @page45 id: 381da42470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2022年1月30日 10時
